9月の庭めぐり 1999年

苫小牧にしてはとても温暖な夏でしたが、30度は一度も超えなかった
とのこと。でも、ハンギングバスケットなど毎日、水やりを欠かせなかっ
た日が少し続きました。こんな夏は、8月まで順調だったお庭の鉢も、
お盆過ぎ頃からひとつふたつと花数が減っていくことがままあります。
 そんな中でピカピカに頑張っている庭をママチャリを主力にして探し
てみました。刻々と庭の表情は変わりますが、その9月モードを切り
取りとってみました!




●柏木町の花の通りはつとに有名ですが、グリーンサマア(以下GT)の田中美幸さんのピカピカ度(そんな言葉はありませんが)に注目しました。下左は東隣の田中紀子さん、右は佐々木さんのバラの庭。60種以上のバラがあると聞きました。
 佐々木さんのバラづくりは「広報紙グリーンサマア22号」のページで紹介しています。











●有珠の沢町のGT本間洋子さんの今年のお庭。右は赤いツルバラのアーチとGTのプラーク。



●左はいつもモリモリのコンテナを見せてくれるしらかば町の篭谷さん。右は豊川町の飯田さん。写真右にはバラのトレリスあり。


●左は桜木町の高橋マサ子さん。越冬させたものが多く、太いひと株のボリュームに圧倒されます。右は豊川町の桝川さん。インパチェンスの葉っぱなど、まったく疲れが見えません。


●左は沼ノ端の安堵城さん、右は双葉町のラムスターさん。いずれも庭づくりは男性が中心。。


●左は事務局の進藤さんのハンギング。どれもケアが行き届いて、かつ、デザインも素敵。こんなハンギングが塀に並びます。右はしらかば町の菊池さん。全景が見せられなくて残念です。


●インパを露地に植えるならこうしたいと思うのですが…。見山町の「ちしん」。












●錦岡の横井さん。どこかにも書きましたが、苫小牧でもっとも規模の大きいトレリスの花飾りでしょう。


横井さんは、大抵のものをタネから育てており、花の種類、花の量、切れ目のなさには定評があります。トレリスの中のお庭もふんだんにお花が満ちています。









●弥生町のジョイス・マギーさん。以前伺ったときに、苫小牧でもヨーロッパ風の庭が可能だと言うことをこの庭で発見しました。この日は、米国に一時帰国されたために花飾りはほんのわずかでしたが、広い芝の地、周りの緑、そしてシンプルな建物があれば花飾りの恵まれたステージができあがることがわかります。左は玄関まわり。


●●気分をかえて、これはわたしの好きな糸井公園。大木は少ないけれど、着実に平地林に育っています。樹木に空間が与えられて、各々の木がそれらしく大きくなっていく様は、いい気分にさせます。この公園の付近にすむ人がうらやましい……。