「安全さ」と「快適さ」への潜在的願望を考える

NO.101
2018/09/01~

釧路への用務で釧路湿原の内外を車で移動している間に、目の前の湿原や樹林地、やや放置されたような沿道植生はどう一言でまとめたらいいのだろう、そう思っていると頭に浮かんだのが、「辺境」でした。

文明から一見取り残され、植生が適材適所に生育するところ。木は風と霧によってこじれてもいるし、ブッシュにもなっていて、うら寂しく映る原野や、水位が高くて踏み込めないようなところも多々。そこには道路などのインフラはなく当然必要のない、いわゆる遊休地。殺伐とした風景は、どこか北方領土やサハリンを連想させる。そこは今の日本人が住みたい土地には見えない・・。

それは自然度が高いという方もいますけれど、自然との共生など御免だと放言している当方がもう少し別の言い方で極論をすると、そこには「安全さ」と「快適さ」がない・・・。北海道の「辺境」には、雪に閉じ込められたらライフラインが寸断されるところも少なからずあり、不快昆虫を含む野生動物と一体である。

では安全と快適さはではどこにあるのかというと、それは都市、都会、あるいはマチ。ヨーロッパが城郭都市をつくった時のような堅牢な境界こそないけれども、そこには不快なもの、危険なものを排斥した究極がそろう・・・。

釧路で行われたフォーラムをサポートし、そこで語られた東京一極集中と人口減少対策の議論を聞きながら、わたしはそんなことを考えていた。そしてその「安全さ」と「快適さ」に最も敏感なのは誰か。それは女性である、と。だから20代、30代の女性は東京に吸い込まれていく、そしてますます出生率は地方も東京も下がり、人口は激減を続ける。では、どうするのか・・・。

地方創生はそこの哲学にただりつく前に、いつも行く道=「地域おこし」にダウンしてしまった。社会基盤を大きく変えていく施策と同時に、遠回りでも風土へのまなざしと哲学を外してはいけないと思うのに、それを引き受けている人がほとんどいない。

home

雑木林だより トップ



雪が降る前に

2018/11/24 sar 晴れ 3℃
inaba oyama ohsawa kai kusa tomik migita seki = 8 persons

■今日も、小屋
(苫小牧市静川)の周りの風倒木と掛かり木の処理にかかる

8人、小屋周りの風倒木、掛かり木に分散して着手。カラマツの保安林、フットパス沿い、おのおのkai 、 tomik 両氏が手をつけ、林道から目立っていたシラカバの幹折れ周辺をoyama さんが整理。inabaさんは小屋周りの乱雑な枝を片づけて里山景観をアップさせる手仕事をこなす。人の集まる林の拠点一体を里山と呼ぶなら、里山は仕事が無尽蔵だ。また、そうしないとアズマシイ里山、憩いの雑木林は維持できない。



厚真町側の遮断緑地の林道は風の通り道。9月前後の複数回の台風では、この林道沿いで太めのナラが何本か倒された。風の通る真ん中に道があるので、風倒木は道沿いに発生する。気になっていたのをとりあえず4,5本、ohsawaさんと整理に手を付けた。あと一日は悠にかかる。

   


     


薪炭をとったあとだろうか。直幹なものが多く薪にはよい。今から約45年前、わたしが苫東に勤め始めたとき、この一帯はたしか樹高が5m前後のとるに足らないような風景で、ただ木が混んだ藪だったような気がする。事実、こういう林が当時の苫東には多かった。用地買収が持ち上がったころに皆伐した持ち主もいただろう。

魅力のない林と付き合うことになるんだなあ、というちょっとがっかりした印象を持ったのを覚えている。今思えば萌芽再生林の普通の姿だったということになる。この頃は、昔は普通にあった健全な萌芽再生林をどうやったらできるのか、試行錯誤しているのだから、面白い。

念のため、直径25cmから30cm近い丸太の根元で年輪を数えると55年プラスアルファ、だいたい勘定が合う。わたしは伐採後10年ほどの、萌芽再生林を眺めていたことになる。

■昼の憩い、昼の話題



風はないが気温3,4℃か。日差しの下で昼ご飯を食べたが、やはり寒い。温かい汁物がないと味気ない感じ。

小屋の床下に先週はタヌキが横たわっていて、明らかに死んでいる、とみなされていたのが、死体が見つからないという。タヌキ寝入りだったのではないかという説も飛び出す。2,3か月前も小屋の裏で一匹の躯(むくろ)をみたから、3匹いたらしいタヌキが1匹になったのか。数キロ北のモモンガエリアで丸々としたタヌキが見たというから、タヌキは増えているのか、残りの一匹が遠征しているのか。

苫東ウッディーズの稼ぎ頭で伐木のプロ・abeさんが腰の不調で手術してリハビリに入り、wadaさんも札幌に入院し近く退院する。生身の人間だから、毎年、だれか彼か、病院のお世話になる。わたしは半年前に睡眠時無呼吸の治療を始め、今月から不整脈の検査が続く。おのおのの身体の履歴があぶりだされるみたいなものだ。

寒い、仕事しよう、と誰となく言い出して動き出したのが12時50分だった。夕方3時半過ぎ、雑木林に陽が沈みかける。


シカとモモンガ

2018/11/17 sat 曇り後晴れのち曇り 8℃ 
oyama ohsawa kusa kaji tomik & m migita seki = 8 persons

ようやくそれぞれの作業へ


朝方までのぐずついた天気も上がって現場の朝は晴れ渡った。山仕事、ここにありののろしのようにさっそく焚火をして煙を上げると、ようやく一帯の存在感がでる。そこへ遠浅グループのmigita & sekiの両名到着。

わたしは早々に、先週の残りの掛かり木2本をてがける。昼前に、東京在住の新会員・kaji氏をみなみにちとせにむかえにいくため、途中で、残りを新人ohsawaさんに託す。



migitaグループは小屋周りの間伐をお願いした。やがてoyamaさん、tomikさんらは育林コンペへ。

tomik & m さんの林でモモンガ発見
 

お昼の話ではtomikさんらのゾーンの桜の木にモモンガがいたという。シカ生息地視察のkaji会員を案内がてらお昼の後出かけてみると、いました~。

木をゆすられて直径5cmあるかないかの小さな穴から一匹が飛び出し、いったん地際すれすれまで隣の木に飛び、それから上にするすると昇っていき、梢の先で忍術のようなカムフラージュ、逆光もあって人間からは雲隠れ状態となった。これにはびっくり。

本州ではバンドリと呼ばれていた。苫東アセスでは、昭和40年代後半に、厚真の平木沼緑地で記録されていたが、わたしは苫東内で出会ったことがなかったと思う。記録は豊川の向井ファームのあたりだったと思う。

野生生物管理の研究者のkajiさんには平木沼緑地を案内したあと、つた森山林と柏原一帯を走破。今後は徐々に、わたしの「雑木林の苫東方式」に加えてシカなど野生生物管理の方向を提言してもらう予定。


木枯らし通過

2018/11/11 sun 晴れ 12℃ 
ohsawa kusa = 2 persons

■おとといの暴風雨は木枯らしだった


強い霜も雪も降らず、記録的な温かい秋になったとニュースは伝えている。しかし、見た目には明らかに紅葉は散った感じがする。先日の風雨はやはり木枯らしだったのである。

ところで、冬になれば地面は雪が覆ってくれるが、雑木林は実はその前に落ち葉がすべてを隠してくれる。これがお盆ころまで続く。だから、泥の地面をむき出しにしない方が良い場合、落ち葉はそのままにしておく。雑草も抑えられる。

一方、落ち葉はゴミとみなす人も少なくない。新しい植生を入れたい場合も、ササも落ち葉もさらいたい、という方もいる。この合意はなかなか微妙。早い者勝ちだ。

昨日の作業でinabaさんがテラスに防腐剤を塗ってくれた。晴天の雑木林にキリリと緊張をはらむようないい光景があった。

■新人にチェンソーの個人レッスン


今日はわたしだけかな、と掛かり木を伐倒していると、新人0hsawaさんがきた。先週の講習では見学だったので、今日はイロハを話してからチェンソー実技に初挑戦、たっぷり玉切りをしてもらった。




わたしも何本か掛かり木を処理した。先週の作業の名残も含め改めて里山光景として眺めて見ると、こんなわずかな里山でも、ずいぶん手のかかるものであり、しかも資源が豊富であることに改めて驚く。細い枝はもちろん直径10cm程度の枝も事実上捨てているが、使えるものばかりだ。

ただ、手間がいるし、効率とか、はやりの生産性という点では、のろまな前時代的な話と断定されそうだ。しかし、単純作業は心と体に意外といい。枝を拾いながら、薪にくべてただただ煙を吸いながら暖を採るのもいいじゃないか、と思う。

ロケットストーブやルンペンストーブならこんな枝でも煮炊きに十分。生活とどの程度密着しているかである。そしてそういうコモンズ的な関係性を築けているかにかかっている。全道各地、どこにでも可能性がある。そこを北海道は売りにしてもいいのではないか。そんなことを考えること自体、馬鹿げていると言われそうだが、これは忘れられたついこの前の戦後の暮らしであった。

今日も焚火をした。最後に昼食のプラスチックゴミなども燃やした。くそくらえ、ポリティカリー・コレクトネスと念ずるのも里山ならではのやり方で、これもすごくよい。


防風雨明けて  (inaba さんの報告)

2018/11/10 sat 曇り時々晴れ 16℃
inaba oyama migita seki = 4 persons




本日の報告です
まず、私はコーヒー等を静川小屋に移動しようと薪広場にいきました。薪小屋にあればラッキー?無いっ (´;ω;`)ウゥゥ

テント迄持って行かれたようなので半分ガックリしながらも、ここまで来たのだからと、テント迄行って持ち帰りました。

静川に到着すると、oyama,migi,sekiさん達が 先週のスキルアップで残った最後のかかり木の処理に難儀してます。

その時の写真3枚添付します。

その木を枝払い玉切りで早めお昼ご飯午後からそれぞれの育林コンペにと励みました


(追伸)

薪広場に着いたら昨日の強風でテントが3棚めくれていたので一人で直してると、tosiko先生が手伝いにきてくれました?下げてる薪をも反対側にいっちゃてたので、とても一人では無理でした。助かりました、先生有難うございました。

その後静川小屋に移った私は濡れていたフッラトテラスが乾いたので 防腐剤を塗りました。
テーブル、小屋入口前の階段とデッキも只、刷毛を忘れて、ローラーだけで塗ったものですから細かい部分が手抜きなりました<m(__)m>



森林保育のシーズン前に伐倒技術をよみがえらせる

2018/11/03 快晴 朝4℃ 日中14℃ほどか
inaba ohsawa oyama kusa kodama tomk & m migita wada seki = 10 persons
白老から4名見学


■チェンソーのスキルアップ講習は自習、相互啓発へ




森林の保育をする我々にとって、安全で確実な伐倒をするための技術のミガキは欠かせない。チェンソースキルアップ研修は、活動の当初から、abeプロを講師として年2回を目標に継続。おととしは青森からその道の大御所・小田桐師範をお迎えして特別講義を受けたりもした。

今回abeプロが腰痛のため不参加となったため、研修はかつてのテキストを持参し、ヨーロッパスタイルのクサビを使った伐倒を先輩チェンソーマンが解説付きで実技を披露し、ケースによって使い分ける2~3種類が忘れかけていた脳裏によみがえってきたようだ。

11時ころ、白老の環境町民会議の一行4名が見学に来られて歓談。平坦な、しかし隠れ家的でよく場所がわからないこの一帯の雑木林を不思議そうに見ていかれた。

今季も安全第一で行こう。

■新人が二人加入


奇しくも、11月3日文化の日に、2名の新人がNPOに参加することになった。女性のkodaさんはもともとハスカップ支援会員でありハスカップ出版ではすでに協力してもらっている。森林科学系の学生実習も経験しているせいか、ほとんど初めてのチェンソーワークでも、まずは快調にナラとハリギリの玉切りを安全にこなした。

sawaさんは9月の薪割りのころから、手伝いに来ており今回は参考観察、いよいよ伐倒作業に関わる覚悟のようだ。チェンソー、ヘッドギアなどの調達について打ち合わせた。

二人の加入で平均年齢はだいぶ下がった。後継者問題がなくなったわけではないが、これはなるようにしかならないので、今まで同様、マイペースで行くのみ。



薪作りにおける今年の反省   ~やっと薪の片づけを終えて~

2018/10/28 雨のち曇り時々晴れ 朝4℃、日中12℃
oyama tomik & m kusa migita seki = 6 persons


いやはや、長い道のりでした。台風や地震による薪の積みなおしなどもあったとはいえ、10月の最終週まで伸びに伸びてやっとすべての薪を片づけました。
その同じ日の朝、この冬の作業テントにテーブルややかんやコンロなど、現場作業の生活用具を一式運び込んだところです。小屋の周りは別天地でした。
人の手がかかったところがかくも歴然と美が匂う。因果応報、人生冥利に尽きます。




小屋ではテーブルの位置を変えてみました。シカの食害試験地は漏電を補正し、セットし直しました。南の方で鉄杭が何かに押されて曲がっていましたが、もしや?

(それらを撮影したカメラを静川の小屋の「木になるベンチ」に置いてきたようで、
この記事に画像がないのが心残り。ケースには入っているものの、しっかりとは
密閉されておらず雨が心配。取りに行けるのは早くても明後日31日になりそう。
もしカメラが無事であれば、この辺に、画像が入ります。しばしお待ちを。

➡ 回収に行きましたら、ありました。ケースは濡れていましたが中身の本体は大丈夫。
  ラッキー!それをもとに10月31日の昼、画像を張っています)

《今日の収穫》

①思いのほか、テントの周辺の紅葉が素晴らしかったこと(上の写真のとおり)
②広場のそばで「なめこ」が大きくなって、おすそ分けをいただいたこと(上の5枚目)。
 それの半分は、町内会問題でお世話になっているお隣さんへさらにおすそ分け

《今日の薪に関する発見》・・・➡この秋から改善!

①薪は新鮮なうちに製品化せよ

…伐採後速やかに丸太にして、かつ、積んで、木口を乾かすこと。これをしないと、木口が真っ黒になってカビが生え、商品としての見てくれが大幅ダウン。地面に置きっぱなしは最悪。丸太の生きているうち、つまり新鮮なうちに乾燥化へのルートに乗せる。切ってすぐ、下の1,2枚目ように積めば大丈夫。

木口にカビが生えると3枚目のように黒く変色して戻らない。これは是非改善する必要があります。



②寸足らずなど半端な材、二又の割れにくい材、あばれ木、などは結局薪としての商品価値を落とし、積みにくいので崩壊の原因になるので、林から持ってこない。今日はoyamaさんがそれらを林に返しました。結局無駄なのでした。これも今シーズンから気をつけましょう。



③薪棚の揃え方は今年の南北方法がベストかも。東西にすると北側はいつも日陰になる。でもまあ、風が吹けば同じかな。
  結論としてはスノモの銅線も考慮すると、今年の方法が一番合理的なようです


今年の薪生産は27棚(73立方m)

2018/10/25 thur 晴れ 18℃


今季の薪生産量がわかりました。約27棚でざっと73立方m、昨年が58立方、おととしは65立方、それ以前は40立法台だったことので、今年は過去最高となります。先週までの作業者合計は386人ですから、とてつもない人力でした。メンバーのみなさん、本当にお疲れ様でした。苫東さんは10月も下旬近くになって、広場の草を刈ってくれたようで、外周の紅葉もひときわ冴えて見えます。

話は変わって10月25日といえばいつもは勇払原野の雑木林の紅葉のピークです。今日は振替休日だったため静川の小屋にも行ってみました。台風にもまれたせいか、やや精彩は欠きましたが、やはり2018年の刻印になる見事な紅葉でした。


乾いた薪はよく燃える

2018/10/24 wed 晴れ



昨朝、とても心地よい冥想ができました。いわば、よどみを作っている堰(せき)とか壁が取り払われて、澱みが流れていくような気分でした。そして日中、コツコツ積み上げてきた懸案のいくつかが、昨日は思った方向にどっと動き始めた感があります。有難いことです。

さて、薪ストーブの掃除が10/4に終えてから10/17と10/19の2回、慣らし運転をしました。薪ストーブが地震に弱いという盲点を知ってから、もう浮かれた気分にはなれませんが、ここに震度7は来ないという楽観に傾きつつあります。で、恐る恐る焚くのですが慣らし燃焼は一年の心の準備にも一役買います。

ちなみに今年の薪は昨年と違って熱量が高いような気がします。よく乾燥しているのでしょう。昨年は小屋周りで確保したものが主だったせいで乾燥が今ひとつだった可能性もあるのでしょう。とにかく今年は天板の温度が300℃に達するのにあまり時間がかからないのです。一つひとつ、一年一年がみな違う。こちらがそれに合わせていく訳です。いよいよ7立方mの薪の物語が始まりますが、今朝はあいにくの豪雨と高温で3回目の慣らし燃焼は断念しました。


昨日(10/20)の報告です。


作業者  abe(e). oyama. tomi-k. migita. sekimura. Ôsawa. inaba(報告者) 7名




migi,sekiチームは朝一番に試験地へ。
降雪前に漏電防止の為 刈払機を担ぎ?下草刈りと
電気の通りが良くなるようにロープの弛みを締める作業を午前中に終わらせ
午後からは薪積みに汗を流しました。

他のメンバーは薪積みをしならが、大きすぎる薪を鉞で割りながらの作業でした。

シート掛け終わった棚は14棚か15棚(小屋の除いて)



今回もmigiさんから沢山の差し入れがありましたが、
作業に来れなかった方に羨ましがれそうなので写真は載せない方が良いと思いますので(笑)



10月13日の作業報告

 投稿者:iinaba 投稿日:2018年10月14日(日)08時21分6秒
oyama.tomik.tomim.wada.Òsawa.inabaの6名


さて、昨日(10/13)の作業者と内容です。

午前中、tomiペアとwadaさん3名は育林コンペで作業
午後から広場に戻り薪積みでした。

oyama,Òsawa.inabaは薪積みに専念。
崩れてる棚を補正してもう少しで完成というところで半壊!
これを2回繰り返して、やる気が失せてしまい休憩。
oyamaさんも半壊したのですが気を取り直して、黙々と作業続けてました。
Òsawaさんは初めての薪積みに挑戦しました。

  


添付の写真ですがスマホのサイズ大きすぎてエラーになるので
リサイズにしたのですが、今度は小さすぎて端っこの人が消えてます(笑)


復興祈願の薪積み

2018/10/08 mon 体育の日 晴れ 20℃くらいか
oyama kusa tomik & m = 4 persons




1か月前の大地震を時折思い浮かべながら、薪の積みなおし作業を5人で。

新たな1ユニットと補修しながらの4ユニット、合計5軒分と1棚を午後3時に完成(写真右下)。

積みなおしは徒労に見えるが、修行だと思えばよい。繰り返し作業というのは癒されるものだ。台風のため、連休最終日の山仕事となった。



96日大地震のCCS原因説は払しょくされるのか  

                         9/9の記事に対する追記(10/3)

二酸化炭素の地下注入carbon deoxide capture & storage実験は本当に大丈夫なのでしょうか。わたしは斜面を切ってのり面にしたりすることにも違和感を持ちますが、深さが1,2kmとはいえ、都市とその周辺の地下に圧を加える行為の影響は、予測不能の世界でしょう。情報や検証がなさすぎるようです。そんな中、かつてコモンズ会員だった札幌の若き畏友Sさんが、最近の情報を facebook にアップしてくれたので、ここに転記します。ひとつは、このたびの地震が苫小牧CCSに誘発されたとする、暇老人を自称する方のブログ(参考)、もう一つは、北海道CCS調査会社の見解「平成 30 9 6日発生 の「平成 30 年北海道胆振東部地震 について」。調査会社は関係はないというのですが、さて、どうでしょう。わたしはむしろ、この実験が沖合の海底であることなどをいいことに、環境影響評価もろくにしないで拙速に進められていないかを気にしたい。泊原発が地質年代レベルの証明を求められて止められていますが、そのギャップに反応しています。行政もメディアも学会も沈黙していないでしょうか。



9/29の作業報告
                         
2018/09/29 sat  晴れ 19℃
oyama oosawa(AM) kai tomi-k = 4 persons



お昼にmigitaさんから差し入れがあり、茹南瓜、黒ニンニク(初めて食べました)。その下はkaiさんのブドウ(デラウエア)です。
美味しくおなか一杯いただきました。ごちそうさまです。作業はoyama:風倒木玉切り+薪積み、oosawa:薪割kai、tomi-k:薪積みです。

薪棚は右2つが崩れが酷いので、いずれ積直しをしなければなりませんね。
右から3つ目、4つ目はスコヤで叩いて修正後、落下した物は積直し、5つ目はoyamaさんが新規薪積み。
kaiさんは野積みの崩れたところを修正しましたが、まだかかりそうです。


お昼にキノコを探しましたが、気配すらありませんでした。先週で終わったかな?


                                           レポート;tomik さん


NPOの理事会と総会
2018/09/24 mon 曇り 22℃
abe inaba oyama kusa takizawa tomik & m migita wada
 = 9 persons  委任18名


2010年1月にスタートしたNPO苫東環境コモンズの21回目の理事会と9回目の総会を静川の雑木林ケアセンターで。通常は外のテラスで行うが雨模様で小屋内に移動。

昨年から今年9月までの事業報告と30年度以降の事業計画など、質疑と意見交換を行った。冒頭から、話の時々に9月6日の地震被害とその後の経過報告やエピソードが混じる異例の会合となったが、会員の無事を確かめ、この秋以降の抱負など語り、懇親バーベキューの歓談でより深めることとなった。

一方、キノコはいまひとつ。ササミチフットパスを巡ると、風倒木が目立ち落ち枝で前に進めなかった。



シカによる萌芽枝の食害がなければどう育つ?

2018/09/19 wed 曇り 22℃
inaba oyama kusa = 3 persons

現場にはさまざまな発見あり




萌芽とシカの試験地のGPS調査をわたしを含む3名のNPOメンバーで行った。まずGPSをもって外周を回って面積計算をして見ると、734㎡だった。四角の伐採区域の2辺も念のため測ってみると各々ほぼぴったしの30mだったが、どうもいびつらしい。試験地の正式な面積は900㎡としておくこととする。

さてこの調査の目的は、下記、

①皆伐したエリア(900㎡)で、切り株からどれだけ萌芽更新しているか
②  〃              どれだけナラの実生が発生しているか
③コブシはどの位、あるか

であり、これをGPSで座標に落として図化するのである。1枚目のように順調に萌芽するのは優等生で、わたしたちが保育してきたエリアで、近年、このような旺盛な萌芽をしているナラはない。かねて長い間、間伐の割合が低く林内が暗すぎるから、としていたが、今回の調査は、林内の明るさだけでなくシカやウサギに食べられてしまうからではないか、という疑問を解くためのもの。

案の定、電気牧柵でシカを排除すると、切り株からこんなに旺盛な萌芽が確認できる。周辺の萌芽と比べれば一目瞭然である。周辺で萌芽した切り株はことごとく食害にあっていて、萌芽枝そのものが消えそうだ。これは牧柵内の対照区にあたる。

よく観察すると、2枚目の写真のように実生のナラがおびただしく生えていることに気づく。GPSのカウンターをヘクタール当たりに換算すると2,660本、見落としも勘案するとざっと ha3,000本は生えていることになりそうだが、この密度は補助造林などで植樹する本数とほぼ同じ。つまり、このエリアは、切り株からの萌芽(これは決して多くなかったが)に加え、ナラの実生が十分更新していて、ミズナラ・コナラの林を維持できる、という予想がつく。ササがない影響も大きい。

加えて別の要素も勘案しなければならないのが、コブシである。4枚目の写真がコブシであり、ここでは最も頻度が多い樹種である。GPSのカウンターではhaあたり10,820本で、30cmから1m程度のコブシをカウントしたもので、ナラの実生よりも早く生立していたもの(伐採前の林内で陰樹のためにすでにあった)。このままいけば、まずコブシの林になりそうだ。ミズナラ・コナラはコブシと競合して大きくなるだろう。コブシはわたしにとって漢方のようないい香りがするが、シカは大嫌いなのだろう。

これをとりあえずグラフ化したのが下記である。もっとも多いオレンジがコブシ、青いのは実生のナラである。赤は切り株で、全部で80本あったから、haあたり888本、約900本でそのうち萌芽は29本、36%。樹種によって萌芽力も違うが、この区画としてみると萌芽の割合は3分の一ということになる。萌芽のほとんどはナラでシラカバが数本だから、ナラだけで見ると萌芽の割合は50%以上ではないかと思う。



図の右上が、電気牧柵のソーラーがある起点である。実生のナラは局所に固まっている。コブシはなんだか線上に連なっている。

この秋の伐採エリアと届け出



午後1時半から、土地所有者・㈱苫東の担当者Sさんと、この冬の間伐エリアを一周して届け出事務の打ち合わせをした。今季は小さな広場のアカエゾマツ造林地から、写真右のコナラの大木までの一帯で、地域森林計画の網の目はほとんど掛かっていないようだ。しかし、大木の風倒木も散見され、仕事量はたっぷりある。薪は例年の倍、確保してあるので、1シーズンで仕上げなくても良いし、昨年の残りも少し片づけたい。

そのあと、上記の試験地も見てもらった。コナラのドングリが豊作のようだ。


広葉樹1本の材積と1年分の薪の量、そして仕事量

~直径20cm+αを15本切るとひと冬分を確保できる~


2017/09/17 mon 敬老の日
kusa



9月5日の台風21号で小屋のテラスに倒れたナラの材積を仕上がりベースで計ってみました。根元径は23cm、長さは12、3m程度でしょうか。これを切って自宅に積んだのが下の写真。



見かけの材積は0.37立方mでした。このクラスを3本で1立法m、1シーズンの薪必要量を2棚=5.4立方mとすると、だいたい15本の広葉樹で賄えることができる、ということになります。

15本の間伐は、伐るだけなら半日強、枝整理と玉切り入れても2日、林道への運び出しに一日、搬出に1日。単純に考えて、トラブルがなかった場合は正味5日もあれば、ひとりで1シーズン分の薪2棚を確保できる

正味5日。これは意外に感じませんか。歩掛り(作業の効率)とこれからの仕事量を考えるのは楽しいものです。これをゆっくりやれば、毎日、いくらでもやることがある。合間に、山菜採ったり、鳥の声を聞いたり、キノコを採ったり。


小屋が大変なことになっていた

2018/09/15 sat 晴れ 23℃
abe inaba oyama kusa migita seki + oosawa = 7 persons

■小屋と周りに台風被害と地震被害




台風21号9/4-5と9/6未明の胆振中東部大地震のあと、初めての小屋。9/24のNPO総会の会場である小屋(雑木林ケアセンター)の、恒例の掃除が主たる目的である。

行ってみてびっくり。小屋の周りにはざっと10本以上の風倒木があり、根返りが痛々しい。うち掛かり木もあり、枝折れもいくつかあって危険だ。幸運にも小屋の屋根やテラスに直撃したものはなかった。地震では小屋の北と東側に積んだ薪は崩れた。ピザ窯は天板が割れ、焚口の赤れんがは崩壊。材料費1万円の手作り窯は終わった。

小屋の内部も地震でストーブが台座から外れ、コナラのテーブルはずれてヘッドギアなどは落ち、しょうゆや調味料やアルコールなどは棚から落ちて絨毯を汚していた。これらをinabaさんとoyamaさんが見違えるような片付けと掃除をしてくれた。

ohsawaさんは、崩れた薪の積みなおし、abe さん& kusa  は風倒木処理。午後2時半までかかった。

もう一つ、林道からの入口にあった薪のオブジェと表札は崩れた。inabaさんが崩して積みなおしを担当。腐った薪が多く、薪の山ではなくゴミの山で、いずれ土になる運命を彷彿とさせている。

こんな混乱のさなか、ドングリが落ちている。ミラクルな落ち枝も多数だが、こんな状況だからミラクルに見えないのが不思議だ。意外な発見はタヌキらしい躯(むくろ)。骨と皮だけが残っていた。oyamaさんによれば、疥癬にやられていた個体ではないかとの話。

■東京農工大のkaji先生が新会員に

遠浅の大島山林は、migitaさん、sekiさんが薪割り機で薪割りを進めてくれ、夕方までで完了。ohsawaさんも午後は静川からこちらに移動して手伝い。

さて、北海道のシカ研究の第一人者がこのたび新会員に。北大のnakamura教授やトラジローのwasedaさんと同様、いわゆる「薪会員」だ。NPOの薪棚が1.5棚ほどあったものから0.5棚を取り出して大型ソリに移し(これはmigitaさんにテントまで運んでもらう)、残りの1棚(写真)を今年の冬の燃料としてここの現地で分譲の予定。今のところ、キノコ判別会の9月22日午前になる見込み。


CCSと地震についてのメール

断層からやや外れている安平町は昨年7月も直下型の大地震がありましたが、その地震の1週間前に関東の地震を研究していると名乗る人から突然メールが飛び込み、苫小牧の近くで近いうちに大地震がある、その原因はCCSで、中越地震も新潟のCCSが起因している、ついては苫小牧市長に進言したいからつないでくれ、というものでした。

それがあたって7日後に大地震、という訳です。その後、まだCCS原因説は出回っていませんが、地殻をいじるようなことはしてはいけないと実は思っています。

事の真偽はわかりませんし、よくあるオカルトの世界とみなされることもあるので特に公にしていませんでしたが、下記がその文面ですので興味のある方は覗いてください。送り主名は念のため省きました。また、このオファーについては、当方はこの任にあらずとして失礼のないようにご辞退させていただきました。

2018/9/9 AM9:50 草苅


*************** 2017/6/13 受信メール

NPO法人苫東環境コモンズ
事務局長 草苅 様

 突然のメールで失礼します。苫小牧市役所の登録NPO法人リストより、環境保全に興味のある方を調べさせて頂きました。

 私は作家で科学関係の本を書いています。科学の関連では地震と噴火の予知に興味を持っており、2011年の東日本大震災も予知が可能だったというデーターを公表しています。科学誌にも投稿したことがありますが、こちらが先史文明の存在までを別の論文に書いている関係で、簡単には掲載されないと思っています。

 日本の地震には今苫小牧で行われているCO2貯留実験など、長岡や雄勝で地震の原因になっている物があると考えています。これまでは長岡の実験施設から16kmや22km離れた場所で地震が起きた原因を特定出来なかったのですが、今年の5月になってやっとその理由が明確に出来た所です。

 難しい話になってしまい恐縮ですが、構造線と呼ぶ土地の動く場所に大きな力がかかるので、この最も力のかかる場所での地震が中越地震であり、その後の中越沖地震でした。CO2貯留実験の注入したCO2ガスの拡散が地殻の強度を劣化させて最後に力のかかる弱い所が崩壊したという話です。

 同様に苫小牧の状況を考える時に、非常に地震が起きやすい状況が既に起きており、CO2ガス(超流動体)の注入によって既に石狩低地東縁断層帯の南側の断層が動いてしまっています。昨年11月26日のことですが、M2クラスとはいえ4回も数分間に連続しています。この地震に対する評価をしているとは思えない状況で苫小牧ではその後もCO2ガスを4万トン以上地下に注入しており、ますます断層が動く可能性を高めています。

 こちらはHPを情報発信に使っており、この関連の記事は以下のアドレスです。

活断層に起きた地震を隠す悪質な苫小牧のCO2貯留実験 6月6日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=526

中越と中越沖地震の発震メカニズムについて 5月25日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=521

 石狩低地東縁断層帯の断層が動くと、最大ではM7.7もの大きさの地震が起きる事になります。実際にはここまでの大きさになるかは分からないのですが、少なくとも断層を南側から動かしているのが今の状況であり、大きく動くと大きな被害になるでしょう。その上には石油貯蓄施設まで建てられており、非常に心配な状況です。

 この地震はいつ起きてもおかしくないのですが、前例の中越や中越沖地震の様にCO2注入開始から数年での発震になると思われます。苫小牧では昨年4月の注入開始から半年強で断層を少し動かしており、この後大きな地震になる可能性を高めているのです。

 このメールでお願いしたいことですが、現状を市役所に伝える上で、苫小牧の市民の声として動ければと思いました。部外者のこちらが押しかけても話を聞いてもらえないかも知れないので、単に市民の苦情のレベルで良いので市役所に詳しい話をしたいのです。断層が既に動いている部分は本来今後の動きを恐れて良いはずです。行政と業者がこの断層の動きをどの様に評価しているのかを明確にさせることが出来れば良いと思います。

 法律に則って告訴するなどの動きは今の時点では考えていません。地震はすぐに起きる可能性もありますし、1年後かも知れません。ここが明確にならないので動きにくいのですが、少なくとも苫小牧のCO2貯留実験が既に憂慮すべき石狩低地東縁断層帯を動かしてしまっており、市民はこの断層の動きに備える必要があるという情報を流すべき状況と個人的には考えています。

 行政がどこまで動くかは未知数ですが、こちらが市役所に情報を伝えた部分が明確に記録出来れば、地震が起きた後には行政と業者の双方に、市民が責任を問える形を明確に作れるでしょう。この時には市役所への説明を録音した物を公表する程度で十分です。

 11月26日の断層地震に対する見解を求めると、業者側の御用学者が出て来るかも知れません。その説明と対処にはよろしければこちらから説明に伺います。彼らは嘘で説明するのですが、こちらは地震予知の科学で答えます。

 よろしければ苫小牧に伺わせて頂き、市役所への説明に同行をお願い出来ないでしょうか。まずは草苅様に説明をさせて頂きますので、その内容にご納得頂ければ同行をお願い出来ればと思います。単に情報を市役所に説明する上でのご紹介を頂くレベルでも結構です。

 突然で手間のかかるお話しをお願いして大変恐縮です。苫小牧でも2004年の中越地震や2007年の中越沖地震の様に人的被害まで起きる可能性のある状況です。この関連に興味のある方をご紹介頂くだけでも結構です。苫小牧の市民の方が業者の利益の犠牲になる必要はないはずです。行政を動かせるかは分かりませんが、11月26日の断層地震はCO2貯留実験由来であり、この影響を評価しない業者は問題ですし、監督する行政も責任があるはずです。

 こちらは手持ちの資金がなくて苫小牧に伺う寄付をお願いしていました。手持ちに往復する分が借りられたので、苫小牧の市役所に責任を明確にする話を出来ればと思います。ほとんど動くことのなかった断層が動いたのにこれ以上動かないというのは、今の地震学者でも断言は難しいはずです。これは無視してはいけないレベルの前兆地震なので、市民の皆さんの被害を減らす為にも行政にまず状況を説明できればと思いました。

 こちらのHPにはこれ以外にも様々な情報が載せられており、一般にオカルトに分類される物になります。こちらは科学として自信を持って進めている物が大半です。

 普通の方にとっては地震は偶然起きる物と考えられるはずです。実際の地震には意図が込められている物がたくさんあり、震源地の位置から特定の場所を距離や角度を調整して指し示したりします。距離を日時で割り算すると特定の日にちになる様に調整まで出来るのです。信じられないでしょうが、統計的現実なのです。

 この手法で様々な事を教えており、北朝鮮のミサイル発射の前兆を教えています。霊を信じる方なら分かりやすいのですが、監視しているのでこれが可能な様子です。2月以降のミサイルは大半を当てられています。

 同様にして地震も当てさせてくれれば良いのですが、3回連続して外されています。その代わりに中越沖の地震の仕組みをこちらに教える地震をこの時期に起こしています。その結果で今回ご紹介している記事を書いていますし、苫小牧の状況を調べたのもその進展故でした。

 苫小牧の地震の可能性は現状で6月17~25日を指し示しています。ここで地震が起きなくてもこの後も7月21日までは警告を引きずると思います。

 3回も外しているので普通に考えると可能性は低いですが、当てる時は当てる部分があるので対処が重要になっています。2016年の10月8日に何かあるとされていました。この時に阿蘇山の噴火が起きています。今回は樽前山の噴火にも注意をしている状況です。この噴火は断層を大きく動かすきっかけになります。

 この様に書くと大げさな話で恐縮ですが、昨年11月26日の断層地震が今後の地震につながらないかを市役所に確認させることが非常に重要だと思います。このお手伝いをさせて頂けないでしょうか。被害で困るのは苫小牧の市民の方であり、こちらは弱者と言うべき立場の方の為に出来る事をしたいのです。

 このCO2貯留実験に疑問を感じている方など、どなたでも結構ですので、市役所に情報を伝える橋渡しをお願い出来る方をご紹介頂けないでしょうか。

 ご検討をお願い致します。可能であれば6月15、16日で苫小牧まで伺わせ
て頂きます。


〇〇〇〇

******************


台風21号(9/4,5)と胆振東部大地震(9/6)の爪あと

2018/09/08 sat 曇り時々晴れ 24℃
kusa (昼 migita seki)

《要点メモ》

〇台風関係

・大島山林の台風被害は、風倒木、幹折れ、枝折れがみられるが、大木の根返りはほとんどなく、林道の落 ち枝が多い。
・薪棚の風による倒壊はなく、シートがめくれた程度
・migitaさんのテントが壊れ再起不能(9/8 kusa 撤収、片付け済)
・シンボルツリーのドロノキの大枝が折れ、池の広場のクルミ?が横倒し
・ミラクル落ち枝は多数、サインに落ちたらしい枝で板が割れていた(ケガする可能性大)
・遠浅神社のヨーロッパトウヒが2本、倒伏、早朝業者が片づけたとか、年輪は70あった







〇地震関係

・NPO会員の自宅損壊や負傷者は幸い、いない模様
・震度7の激震地にいたabe-youngさんは薪ストーブが一部損壊し、ダム決壊にそなえ避難
・遠浅は9/8昼現在、断水中で、電気は一部しか来ていない、公民館に救援隊が待機、炊き出しあり
・激震地に近い上厚真のsaitoh元会員は無事
・薪棚は、小屋、外とも崩れているが、半壊程度で、修復は比較的容易
・不整形な薪を無理に使うと、その辺がウィークポイントになって崩れるような感じあり





最下段左の薪棚は今日30分ほど修復したもの。使った薪の癖がわかるので、自分が積んだ棚は元の施工者が自分でやるのがよさそう。ボリボリが出始めている。林道を巡る途中、蚊の猛攻にやられつつ。採る気になって探せばもっとある。

風倒木と枝折れは危険伐倒作業なので、作業順序としてはまず、薪を積み、それを終えてから枝拾いと倒木等の処理へ複数以上の体制で向かいたい。蚊が多いので散歩に来る人がいないため処理の緊急性はないが、近くキノコ採りは一応あると認識。


9月1日の現地報告

2018/09/01 sat (天気はご覧のとおり)
abe-e.oyama.kai.tomi-k.tomi-m.migita.sekimura.inaba.Osawa 9名




「やはり広場には蚊がいなく トンボが多かったので食べてくれたのでしょうか?
9時頃に到着 直ぐにmigitaさん、sekiちゃん 間も無くabe-eさんと、Osawaさん
その後、11時頃迄に全員集合と相成りました。
薪割班と積み班は写真でわかると思います。

migiさんからは完熟ミニトマトとジュースの差し入れがあり、ごちそうさまでした。」

                             レポート:inabaさん