ここから、折々の季節の雑木林の素顔をのぞきます。平成11年7月18日(日)am7:30 炭窯の煙突を支える針金が返却されていないというので探しに。でもなし。一連の備品をま とめて入れた時に、小さな束を見失ったのではないかと思います。さてどうしようか。 昨日の晴天とはうってかわって、今日はいつもの霧です。林道の入り口は鬱蒼として、暗 闇のよう。明るすぎないこんな日、緑が最も美しく感じるようです。iso400で撮影すると、 開放しても1/60程度かと思います。kusakari 7月10日(土)18:00 ちょうどこっちに来たついでに、炭を見せてもらいにきました。3日の日は大変だったのです ね。炭はこび、お手伝いできなくてすみません。でも、火が出たりしてあれだけはらはらさせ られたけど、ちゃんと炭ができあがっていて、歩留まりも良かったと言うことで、安心しました! こんど炭の質を試すとき(!?)もぜひ参加したいです。 それでは、これから支笏湖に行って来ます。 川嶋亜希子 7月10日(土)はれ 14:30 27度c 炭を取り出しにきてみると、スチールの窯は斉藤泉さん(わたしの伐採の先生)がすでに はこんでくれたあとで、シートの下にびっしり炭が積んでありました。先週雨の中、8袋、 今日は12袋、合計20袋でした。結構な量です。直径10センチ、長さ60センチの薪160本 でこれくらいと言うのは、果たしてどうなのか、判断が付きませんが、元の体積の半分以上 はあります。 到着した昼、弁当持参だったので、早速ビール2缶。ベランダのイスにすわって、林に 向かい合ってビールを飲むのは、すっごいぜいたくな時間です。おかげで作業後はちょっと だるくて眠たくて。作業の終わり頃、新しく、雑木林のワーキングに参加する瀧沢紫織さんが きて、小一時間話こむ。 今、仕事関係で内モンゴルのオリギルさんと時々あうので、一度にふたつの音を発声する モンゴルのホーミーのことを聞いてみました。やり方は北大のサガさんのホームページにで てる、と言いますので、開いてその通りやってみました。ナ、ナント30分でできるのです。 その金属音の倍音が出ます。 あと問題は、メロディアスに仕立てられるかです。Throat singing のHPの写しをテーブル の上においときますので、チャレンジされたし。リコーダーコンサートから、ホーミーコンサート へ。ススンデルー? Ps : ホーミーはα波が出るようです。しかし、早死に説もあるとか。要注意?。 kusakari 7月3日(土)曇りのち雨 15:0 炭を袋詰めにきたところ、雨が激しくなってきて中止。思いのほか歩留まりいいようです。 ゴミ袋7つ分詰め込んだところで「こりゃだめだ。時間をかけると濡れてしまう」と思わず つぶやいてしまうほどの雨になった。炭の量は、中位のゴミ袋で30袋くらいかも。富永さん のカンカンだけはとりあえず取り出して届けようかな。来週、誰か誘って片づけです。 Kusakari 6月27日 ●1カ月の間にすっかり緑になった雑木林。低木の花も咲いていました。途中から参加した ので、炭焼きをはじめから見れなかったのは残念でしたが、リコーダーの演奏会はとっても 楽しかったです。 来るたびに表情の変わる雑木林、来月がまた楽しみです。北大・好田 ●何回もケアセンターに止まっているのに、このノートに書き込むのははじめてなような気が します。炭焼きは夕方〜の参加だったので、窯入れから見れなかったのは残念。またしても 合唱大会になりました。この時期の雑木林にはじめてで、緑の濃さに驚きました。また違う 樹木の様子にベンキョーになりました。次回も楽しみ! 北大・道広絢 ●炭焼きをしながら笛とギターで「カントリーロード」の合奏、とても楽しかったです!もっと レパートリーを増やそう!それにしても炭焼きは億が深い。何回もいろんな炭焼きを見ている はずなのに、解らないことだらけです。もっと知識と言うより経験を積んでいきたい。次回は がんばるぞ!また来ます。 北大チーム・川嶋 6月26日&27日 くもり 育林コンペの懸案のイベント「炭焼き」。10時頃からお手伝いの椿さん、孫田さん、 富永さんファミリーがやってきて、薪割りなど進む。いやあ、タスカルタスカル。 13時、約25〜30人の参加者で、育林コンペのあらましなどと作業手順を説明。 講師は林業指導事務所の若きホープ・日浦さんと鳥居さん。13時40分に着火。 朝の2時40分に閉じた。 赤い火が煙突から噴きだし、通気口を閉じると、今度は煙突のひとつが通気口に 変わってしまった。こりゃ一大事。煙は確かに薄くなったため終期と判断して、 全部を閉鎖。「閉鎖しよう!」というと、スタッフが一糸乱れぬ段取りのよさでぱた ぱたと完了。感心、感心!でもただ早く終わりたかったというのも」あるね? それでも演習林チーム10人が交代で窯をみてくれたので、かなりの人は眠る ことができた模様。わたしは、3時頃車で、川嶋さんはベランダで仮眠。4時頃 から、たき火周りでぼそぼそと話し声あり。 日曜昼の12時では、窯に温度があって炭を出せる状態ではないけれど、 カンカンで炭化させたものだけ 取り出した。半分残っているのを確認して再度ふた。 kusakari 6月26日 ・炭づくりをした。わたしは粘土をこねた。とてもぐちゃぐちゃしたよ。でも、 とても楽しかった。富永花香 ・きょう炭つくりで粘土をこねた。セメントみたいだった。手がきもちわるかった。 でも、とっても楽しかった。 井家恵」」 6月12日(土)快晴 外は24度c、室内21度c。 6月26日の炭焼きの準備に参上。昨日は指導事務所に炭窯の借用の手続きと 作業工程について打ち合わせ。今日は苫小牧歴リエーション境界の椿さんの ゾーンで、生木150本ほどを作る予定。苫レクのゾーンには伐倒したものが 何本か倒れており、これと未着手の細い木を切り出して1赤鳥をねらうもの。 セミがないており、林を抜ける光線は夏そのもの。 15時集合は正解でした。今14時半ですが、Tシャツ1枚でも暑い。kusakari 平成11年5月23日 快晴(夏みたい) ●今回は2度目の小屋泊まりでした。雑木林の夕焼け、星空、朝日、最高でした。作業よりも楽しむ というチームのカラーがすっかり定着してきました。春の芽吹きをみんなで楽しみ、学校祭のための クラフトづくりをし、のんびり過ごしました。これから林の花も、草本もどんどん増えてきますよね。 植物リストつくりたいなあ。草苅さん、お肉とビール、ありがとうございました。 北大 好田 ●3度目の雑木林。今回は初の泊まり。6月3〜6日の北大の大学祭でのクラフトショップに向けて 材料集め。薪用の丸太、枝、つる、etc、材料にはこと欠きません。作業をほとんどせず、のんびり過 ごした1泊2日でした。 北大 日月 ●浪花さんが持ってきてくれたハンモックでゆらゆら昼寝をさせてもらいました。こういう気持ちよ さって、思い出しても最高の宝物になります。午前中は暑くてしょうがなかったのですが、1時を回 ると、木の陰ができて心地いいです。そろそろクラフトモードにはいろうかな。ボヤー。 北大 吉次さち恵 平成11年5月22日 晴れ ●今日、はなかちゃんとカエルをみつけてあそんだ。いっぱい、にげられた。焼き肉を食べた。うすい 肉がおいしかった! 井家恵 ●1年ぶりの雑木林。なぜか成長したような気がする1日でした。寺谷利勝 ●久しぶりになつかしいメンバーに会えました。鍋島奈緒美 ●素晴らしい天気と仲間と楽しい半日でした。 原口佳記 ●飲みました 中條和彦 ●良い天気でした 村上順三 ●自然を大切に 山本由明 *約20人が愛護組合のゾーンで育樹会。折からのあたた かさは、約1時間作業に集中させるのがやっとで、あとは、 歓談と散策と、山菜取りに。11時45分に、ホームペー ジ用の記念の集合写真、12時過ぎにバーベキュウをスタ ート、14時に散会しました。久々にくる雑木林だとみん なが語るように、なかなか、来る機会も乏しいのが実際で すが、このログは林の中で一服する「よりしろ」を提供し ます。また、乾燥して山火事注意の新緑の中ですからビー ルは絶好の飲み頃と言え、大きな魅力でもあります。 kusakari 平成11年5月21日 金曜日 17:00 快晴 明日の育樹会用の肉、炭、ビール入りのクーラーなどを搬入完了。kusakari 平成11年5月16日 日曜日 はれ 12:00 ・オオバナノエンレイソウ、タチツボスミレが咲き始めました。アズキナ(ゆきざさ)はもう少しで花 を開くような状態、スドキ(もみじがさ)はまだ5cmくらい。アマドコロが開葉寸前。センダイムシ クイ、センニュウのたぐいなど、さえずりはとても盛んになっています。 ・シイタケのほだ木を立てかけ、薪づくり。 ・カップ麺のビニール袋がかじられている。さてはねずみかな?とても小さな歯形なのでひょっとすると トガリネズミかな?奥手稲の小屋には一杯住んでいて、登山靴の中にいつも残飯をデポされて犯人探しを したものです。 kusakari 平成11年5月8日 土曜日 12:30 道新の生活面担当の村上睦美記者が、札幌から取材に雑木林を来訪し、10時から応対。新緑にはまだ早い 時期でしたが、明るい雑木林の素顔は十分にみせてくれました。 * 5/14の道新・生活欄14面の「いきがい」のコーナーで紹介されています。このホー ムページのURLも紹介してくれたため、その後の1週間あまりで百数十件のアクセ スがカウントされました。kusakari 平成11年5月3日 月曜日ですが休日 薄日で強風 外気温16度、室内12度。連休の中日。何も予定を立てないで、最も身近なことをちまちま片づけて 5日間を過ごします。花の苗の移植、物置の防腐剤塗りとつづき、ここにくるとそれらが遠い国の出来 事のよう。林の中のこのログは、わたしたちの穴蔵か? 天気が崩れ始める。kusakari 平成11年4月24日 土曜日 15:00 札幌の孫田君のパーティーが4人と犬一匹で、まず参上したとき、わたしはブッシュカッターでササ刈り をしていました。ササをおとすと、見え方が少し変わってきます。で、その後、林道にそのまま座って楽 しいトークをしました。 昼は演習林のゾーンで車座になってまた自己紹介しながら、歓談。自分の仕事・テーマ、フィールドの 紹介、研究テーマなども紹介したためえらいアカデミックなものとなって、結構、勉強になりました。のち、 屈強の男子学生4,5人に薪はこびを手伝ってもらってログを往復。帰りは、トラックを運転したいという 学生に、運転をかわり演習林ゾーンへ。おかげでだいぶ片づきました。kusakari 平成11年4月24日 土曜日 快晴 am10:23 今日も快晴。演習林チームはメンバーもだいぶ入れ替わって、また新しい気分でスタートです。 チェンソーがメンテ中なので、今日は腰のことナタのみで作業する予定。最近チェンソーに頼りすぎて、 チーム全体がチェンソーなしでは何もできない媼感じになっているのには反省。もう一度、「手の技」を 見直してみたいと思います。 国道を走っていて、すでに開葉の兆しのある木々があるのを発見。ヤナギ類かヤチハンでしょうか?林 内にあったら確かめてみます。この春は、冬芽同定用の用の枝サンプルをがんばって集めていましたので、 開葉してしまう前にがんばって、もうちょっと集めてみます。浪花 11年4月11日 (日) 快晴 AM8:30 風のない快晴。ログの100m手前で若いエゾシカ4頭と遭遇。わたしはいつもどおり何食わぬ顔で通り 抜けましたが、そうやって人や車になれるのがいいことかどうか、迷うところ。ともかく、「里山や平坦 地の発砲は禁止」「生息密度管理は進める」。ふたつを合体すれば、密度の高い山間地で密度調整を進め ると言うことにして欲しいわけですが、どうかなあ。エゾシカを身近で見ることができる林は、少なくと も石狩や胆振ではないですが、あのキャラクターはできれば「出会いたい」ものです。しかし、近隣のエ ゾシカ被害を受けた農家は、苫東の緑地でシカを養っているからだ、という批判も実際あるのです。計画 的に減らして農業被害があまりでない生息密度は、現在の何%位になるのか、そのめやすは?ちょっと調 べてみようかな。 今日は乾燥して暖かい。上昇気流がおきているのか、トビが数羽、うるさいほどに鳴きながら旋回して いる。 Kusakari