雑木林だより 1
ケアセンターの雑木帳から 98/Aug & Sept
98年8月と9月の雑木林
98年9月の愛護組合グループは、
雑木林の手入れで出てくる
薪を楽しく使おうというチャレンジ。
ピザとバウムクーヘンを
マスターしました。
平成10年9月26日(土)はれ ふんだんにある薪(保育の産物)を利用する第4段はピザ窯でした。そして第5段はバームクーヘンへの挑戦となりました。ちなみに第1は薪炭、第2はほだ木、第3は小屋の燃料として。耳寄りなニュース。今日、小屋の周りはボリボリでびっしりです。これは本当の話。子供たちも結構やるもんで、みんな、袋ひとつくらいずつは採った模様。演習林グループは、浪花、川嶋、吉次さんら。草苅
●バームクーヘンはうまくできあがりました。
竹を入手するのが一番むずかしいかも。
同日
2回目のピザ窯を使ってのピザ焼きしました。おいしくできました。竹を使って、バームクーヘンづくりにチャレンジ。材料は、卵40個 砂糖500g バター600g 薄力粉500g ホットケーキミックス500g。直径12cm、長さ25cm位の2本文で約1時間半。バームクーヘンの焼きたてはちょっと固め。時間がたつときっとしっとりするでしょう。井家 追伸:ほかのグループのみなさまへ:ピザ用の鉄板1枚あります。ご自由にお使いください。ピザ生地とピザのトッピングともう一枚鉄板があればおいしいピザ食べれますよ。ピザ窯のおき火に約1時間くらいかかります。
・きょうはじめてのバームクーヘンをやいておいしかったです。ピザも2回目でおいしかったです。井家恵
●各種いずれもデリシャスでした。とくに生クリームと
フルーツのが意外な感激。
平成10年9月18日(金)小雨 午前10時
今年初めての年休。歴船川にカヌーに行くついでに、ピザ窯の修理の必要性を確かめによったところ。台風5号で、コナラのドングリとイタヤの翼のついた実がたくさん落ちていて、いい観察になります。草苅
平成10年9月6日 ・ピザ窯の設計から関わって(みてるだけですが)窯を作ってピザやいて最高のぜいたくを経験させてもらいました。また、ログハウスで至福の時をすごしました。昨夜は大雨が降ったり、月明かりがきれいだったりところころ変わるお天気でした。井家
・ピザ1枚目:30分以上かかって焼く。参加者で試食!一応おいしいおいしいと食べるが、ぱりぱりで堅い。2枚目:焼くのに時間がかかり、いまひとつ。」3枚目:火加減を強めにし、鉄皿の下にも火のついた薪を置く。おいしそうに焼けるが、下が真っ黒。上のトッピングだけ食べる(もったいないという気持ちから)。5枚目〜10枚目:薪を多めにいれ、おき火が赤々と萌えている。約5、6分で焼き上がる。上はフワフワ、下はサックリと。本当においしいピザが食べられる。心得=薪は多めに入れておき火をつくる。窯の左端に火をよせ(煙の口の方)て風のとおり道に鉄皿をおくとピザがよく焼ける。次はバームクーヘンを作りたい! 富永まゆみ
・ きょうわたしはピザをたべたよ。おいしかったよ。こげておかしみたくなって、にがかったよ。とみなが花か
・きのうピザかまを作ってからピザを食べました。とてもおいしかったよ。井家恵
平成10年9月5日(土)快晴 おとといの晩の雷雨から天気は変わりました。昨日、今日と真夏のような蒸し暑さ。
今日はピザ窯を作る日ですが、その前にシイタケとエノキのほだ木を各々の方法で並べ替えしました。汗だくです。むしろと落ち葉に包まれて、程良く菌が回り始め、赤いカビやらなにやらがもう出ていますし、太い太いミミズがたんまり糞の土をまとめておりほだ木をいじるとあわてて逃げて行きます。また小さなネズミ(トガリネズミより大きかった)が一匹。いろいろな生物がすむ場所とかリサイクルする所とは、かのようにビチョビチョきたないものです。これがいわゆる分解の世界。これに目をつむってはいけませんね。好みを言えば、だから、秋から冬、早春の林がいい…。
ピザ窯がついに完成(左の写真)。材料はブロック30,レンガ40,鉄板80*80、鉄筋12本、モルタル、牧草、コンクリートパネル、砂、水、道具は水準器、バケツ、スコップなど。
折角、育林の多様なステージができあがりつつある一方で、わたしのところに届くニュースは、育林コンペの中断を示唆するものも。愛護組合が廃止になったら別の保育ボランティアを形成して継承しますが、新しい土地の所有者と、土地の一時使用について綿密な企画書を用意して交渉する必要がでてきます。まあ、これは予想している範疇ですが、ただ、立場もかわり手続きが多々発生しそう。 草苅
平成10年8月29日(土)am11:40 カヌーの予定が大雨の増水でキャンセル。おかげで、こののんびりした時間が生まれました。安平川、勇払川とも濁流になっています。
ピザ窯の材料をログの前でおろしていると、タタタタっという足音。顔を上げると、黒褐色のウサギがイチモクサンでこちらにむかって走って来るではありませんか。どうした、と思って目を点にすると、ウサギはピタッと一瞬止まり、そして意を決してわたしと車の間の1mを猛スピードで駆け抜けていったのです。ところがその0.5秒後にはキツネがこれも猛スピードで走ってきました。これはちょっとたじろぐほどの形相で、こちらの方に飛びかかってきそうな勢いでした。
ことの顛末がわかりました。狩りで、追いつ追われつのドラマだったのです。こんなホンモノを真ん中でみたのははじめて。うーむ、感動!! わたしはウサギ年なのです。心のどこかにウサギ、がんばれ!がありました。
ところで、あれはどちらにしろ、ウサギが勝ったでしょう。なぜなら、ウサギとキツネの差はきっと20〜30mあったでしょうから。それにウサギは涼しい目をしてましたし(そう見えただけだけどね)。
苫東の斉藤定さんにお手伝いしてもらい、ピザ窯の天井プレートも確保できました。これで材料はOK。「薪を使ったチャレンジの一押し」として始めたピザ窯づくりですが、順調な足どり。シルバニアファミリーのお父さんたちの手助けで窯をつくりあげたら、お母さんたちの出番です。これは、乾杯をせざるを得ませんね。草苅