地形が緩やかな苫小牧の台地は、農地は美英的な畑作が中心となり農業景観もいささか美 瑛に似るところがある。毎朝、札幌に向かう通勤列車の窓からこの風景を見るためにわた しはできるだけ右側に座る。 JR千歳線の脇にこんな道がある。 畑の中にはこんな作業用の道があるが少ない。 この農業景観は、散策してみたくなる。ドイツの田舎で見た飾らない普通の風景である。 ここに手ごろな道があればルーラルパスとなって、ファンも出てくるだろう。しかし実際 は、大型農業のいつもの例に漏れず圃場の規模がけたたましく大きく、くにゃっと曲がっ た歩道やトラクター道路がない。 牧場や採草地はやはり歩きたいもの。 トウキビ畑ももちろん悪くない。 それで線路沿いを歩くことにした。保線区の管理道路のようだ。まあしかし、これはこれ で、列車の便数が多すぎないからのんびりした気分にはなれる。あとはコース取りだ。そ して、椅子を置けるようなスペースがあればそれでいい。今回はひとまず予備的なレポー トとして、後日また晴れた日の画像とともにアップしたい。 牧柵の脇の道も魅力的だ。 道が少なすぎること、鉄塔が真ん中を 走っていること、これが課題か。 注:植苗は苫小牧の北東部にあり千歳市と隣接。苫小牧の中心部 から国道36号線を通り約20分。訪れた場所は植苗駅の裏手、 つまりJRの東側にあたる。