苫東地区森林愛護組合ってなんだ?


苫東計画は用地分譲を行ってきた第3セクターの経営が行き詰まって、平成11年の8月に新会社で
スタートするようです。この愛護組合も、実はそんな流れの中で存続か廃止かが議論されるかもしれ
ません。ただ、経営の主体が変わっても、産業空間を囲む素材緑地では、山火事を未然に防がなければ
なりませんし、手入れの必要性はいささかもなくなるものではありません。
 森林愛護組合「的」活動が求められるのは、本当はこれからです。

平成9年5月の育樹会
 (写真ー左)
苫東では沿道の雑木林を企業の人も
一緒になって保育してきました。

残念ながら、10年5月の育樹会で
しばし休会となり、今年はOB有志に
引き継がれましたが、「木を植える
植樹会より、木を伐る育樹会の方が
楽しい」というのがほぼ一致した意見
でした。

こんな魅力的な作業は、なんとか市民
みんなでできないだろうか。

むずかしい、とされてきた保育。
だから「だれでもできるマニュアル」を保育作業の中で探してきました。それが、今の
育林コンペにつながっています。


   ●苫東地区森林愛護組合

     設立された年  昭和63年1月(平成10年で10周年) 

     設立の目的   苫東緑地の山火事の予防
             工場などの緑化の推進
             緩衝緑地などの森づくり

     構成員     苫東に立地する企業
              苫東開発鰍ニ苫小牧興発梶@
             * 森づくりは道央圏から大勢の方が参加しています 

     苫東の雑木林に魅せられた、わたし(草苅)は苫東地区森林愛護組合の
        ferester として、市民参加の保育作業をコーディネートしていますが、
        現在(平成13年)は観察期間として作業はほぼわたしだけが担当。 

●ここでちょっとお耳を……

 そもそも森林愛護組合というのは、国有林を
森林の火災から守るために地域につくられた任意団体です。

 苫東では、ここに自生するハスカップ(写真左)という
小灌木の実が独特の酸味のあるベリーで
不老長寿の妙薬ともされてきたことから、
地域の原野でハスカップの実の採取が行われ、
苫小牧の夏の風物詩になっています。

 が、火のついた「たばこ」が投げ捨てられるために
原野の火災が後をたちません。
ここの森林愛護組合も、このような原野火災を
未然に防止し森林への延焼を防ぐことをまず重要とみる互助組織で、
苫東に立地する企業等で構成されてきました。

 

●平成9年からの行事と作業と草苅のアクション

平成 9年 5月  育樹会(苫東kkの第25回植樹会として)
      7月  原野火災・山火事の予防月間
          雑木林ケアセンター完成(カラマツログ)
      9月  きのこの勉強会(苫小牧きのこの会のご協力)
     10月  育林コンペスタート (11年11月まで)
     11月  保育作業
     12月   〃
  10年 1月   〃
      2月   〃
      3月   〃
      4月   〃
      5月  シイタケ、クリタケ、ヒラタケ、エノキタケ、ナメコの菌打ち
      6月  平木沼のカヌーと山菜パーティ
      7月  林の植物リストづくり
      8月  ピザ窯製作とクッキング
      9月  バウムクーヘンづくりとキノコとり
     10月  98年の保育作業スタート
          育林コンペだより 4号発行
     11月  間伐と枝の焼却その他作業
     12月   〃
  11年 1月   〃  積雪は約15cm
      2月   〃  まだやれました
      3月   〃  冬の作業は楽しい
      4月   〃  薪運びも
          育林コンペ 5号発行
      5月  育樹会
      6月  炭焼き大会:6/26,27
      7月  ??
      9月  育林コンペ 6号発行

     10月  コンペ前の仕上げ作業
          育林コンペ 7号発行
     11月  育林コンペ第1ステージ品評会
 12年  1月  間伐作業
      2月   〃
      3月   胆振支庁主催「森づくりトーク」でコーディネーター(草苅)
          育林コンペ 8号発行
      4月  間伐作業
      5月  「北の里山の会」設立総会で基調講演(草苅)
          薪割りの合同作業
      6月  カナダの Andrew さん来訪(2回)
      7月  「雑木林の保育は昆虫の敵なのか・調査」
          育林コンペ 9,10号発行
      9月  森林散策カウンセラー:上原巌さんの講演会開催(9/23)
     10月  薪づくり
     11月   〃  &立ち入り関係更新
     12月  育林コンペ報告書「雑木林からの発信」1年遅れで発行
          ログの周りの間伐
 13年  1月  〜4月 ログの周りとレクリエーション協会の間伐作業
      4月  苫東OBと薪の運搬、薪割り作業
          開業医の会で「雑木林と庭づくり」に関する講演・質疑応答
          育林コンペ便り 11号発行
      5月  苫東OB 薪割り・薪積み作業
          HP用「身近な緑探訪記」の回遊(ポロト湖、北大演習林)
      6月  ウトナイフォーラム「勇払原野の魅力を探る」でパネリスト(草苅)
          保育箇所の植生調査開始(6/16,6/23,7/7,7/15…)
      7月   薪づくり  
      8月   〃
      9月   〃
     10月    〃
     11月  ケアセンターの大掃除(手伝いあり)
          間伐箇所の密度のおおざっぱな調査
          立ち入り許可の申請
          苫小牧レクリエーション協会のゾーンの残りを間伐開始 
     12月  育林コンペだより 12号発行 
          冬まつり
 
 14年  1月  「森林の役割を考え、木の良さを知るための講演会」にて
              『雑木林を育てる楽しみと産物』講演(草苅)
          NHKラジオ「もぎたて北海道」出演、雑木林の保育について語る(草苅)
      2月  市民とともに考える森の集い「森のとびらを開く」で基調対談の司会&パネリスト(草苅) (かでる2・7ほか)