雑木林だより 12

2001/10/08〜12/30

秋はなぜ人を憂鬱にするのだろうか。木々の葉の色の移ろいか?
寒さに恐怖を抱いた古代から開拓までの遺伝子の経験がそうさせるのか?

しかし雑木林を見ているかぎり、秋を通り過ぎた冬の林は、
今度は元気と希望の風景だ。
葉っぱの落ちた林がより「緑らしい」。そして、
寒い冬だからこそできる林の手入れ作業。
これからしばらく、葉を落としはじめ、裸になる雑木林のプロフィールをつづります。
もちろん、薪ストーブのまえの語らいや悟りとともに。


12月30日(日)雨のち雪 午前9時15分着 外3度c、中マイナス3度c     家をでるときは雨、小屋に着いた先ほどからみぞれになり雪に変わった。今年最後の作業 を楽しみにしてきたのだが、外から濡れるのはいやだから、仕事は止めよう。       気持ちばかりのしめ縄を入り口のドアにのわきにつけて、今日は終わりにしよう。いつ もながら、しめ縄はログにとても似合うと思う。もちろんリースもOKだ。        せっかく暖をとったのだから、帰る前に紅茶を一杯いただいていこう。         来年はもっといい年のような気がする。淡々といくのみ。              12月24日(月)はれ 室温マイナス11度→今プラス22度            外はマイナス10度。窓には美しい氷の結晶が網目状にはっていた。 冷え込んだ小屋のストーブをつけ、ボ、ボ、ボとSLのような火の息をきき、室温が10度 になった小屋をあとにして600mほど北にある現場へ。2時間あまりたって小屋に戻る と、わずかなオキが残るだけ。しまった、遅かった!! 小さなオキをストーブの底の真 ん中に集めて、カラマツの枝をのせて薪。そして待つことしばし。ボッと火がついた。   ぬれた毛糸の下着を着替えて、こうしてペンを握る。今日は懸案であったツルにからま れた立木群に手をつけた。意を決して取り組まないといつまでも片づかず、泥沼から出ら れなくなる。えいやっと小一時間、ツルにからまれた6,7本を伐採し整理した。ツルは 上空で複雑に絡まっており、その連鎖はどう切ってみてもボリュームを替えなかった。  枝と枝がふれあって、枝先が丸くなっている。この状態ではもう枝は伸びない。 また、そこにツルがからんでおり、ツルは隣の木にも侵略を始めている。切ろう。 切って、薪にしよう。 ツルが蔓延していた分だけ、数本マトメテ切らざるをえない。上空はしばらく このように開くがいずれまた枝や葉がのびて上空をふさぐ。その間、日の光が 枝の葉全体に届き光合成が盛んになる。よって紅葉が際だつ。また林の下にも 太陽が届き思わぬ植物が咲くこともある。だが、まず、ササがはびこるのだ。  一番大きなコナラは直径が20cm以上だったが、これは予想外にゆっくりした倒れ方 をした。チェンソーで切り終わって、わたしは「これは倒れないな」と力を抜いた瞬間、 ユラリと傾いたかと思うと、ドサーッと思い切り倒れていった。わたしは一瞬木霊の怒り にふれたかとひやりとしたが、所詮、にわか伐採夫(やまご)の未熟さ。いろいろな木々 がいろいろな事情でさまざまな倒れ方をするだけの話で、切り手はそれらのケースを織り 込んでいなければならない。                      12月16日(日) 10:30 はれ                          ●昨日、昼から間伐を開始、夕方から、NUKEさん、motasさんと「冬祭り」と称してログ 泊。結構豪勢なたき火(in ドラム缶)とビールに始まり、すっかり薪ストーブをしてし まった。ああ、楽しかった!久々にシュラフに入って寝たのだけど、左足が2度つった。 しかし、冬のよるのたき火は格別だ。しみじみ…(^_-)                ●昨晩は途中から舟をこぎ出してしまったようです。煙突にぶつからなくて良かった…  NUKE                                      ●お酒もBBQも鍋も最高においしかったです。 モタス               ●薪ストーブは暖かかった。  サラ                        間伐の枝、薪には細すぎてはねた丸太で暖をとる。しかし、お尻はメチャ寒い。                        左下;それもそのはず、外は雪の中。けれども、鼻水をタラしそうになりながら、手であっためたビールを飲む。  右下;ログの中の石油ランプとろうそくのもとでまた夜は更ける。
12月9日(日) 雪、寒い                            3週連続して来てしまいました。今日は、柏くん、わたせさん(まゆちん)と一緒です。 ツリーハウスをつくろうとしたのですが、ロープしばりまで。先は長そうです。ロープと 針金、2fに置かせてもらいました。また来ます。  好田          


12月8日(土) はれ 外−4度、中−8度→12度 12時            山の神に参拝。ログの比較的近間(同じ苫東内)に昔からお参りしている山の神のお社がある。
左上がその社。ご神木はコナラのあばれ木。きっと実生のものだと思う。右上は今年わたしが持参したおそなえ。 塩とお米、お酒、ビール、サケとスルメ、など。早速、ログと自宅で「なおらい」をしていただいた。
上はシカの足跡。毎日ほぼ同じところを通っているみたい。 小屋のストーブに火をつけてからつたもり山林へ出向いて山の神にお参り。所定の11日 は勤務の日だから繰り上げである。お酒(賀茂鶴)、ビール、さけ、するめ、米、塩、ミ カンを社の台に載せる。                               子供の受験などがありいつもより丁寧な長い祈り、そうまさに祈りである。集中してす る祈り、それは自己暗示、反芻である。祈れば祈るほどそちらの方へ身と心は向いていく わけだ。今年も木をつけて間伐作業をしよう。                     ひさびさに訪れたつたもり山林に、やはりおびただしいエゾシカの足跡があったのはホ ットした。もちろん、ウサギの足跡も錯綜する。干し草で餌付けしていた頃に比べると、 しかし、ずいぶんと減った。  
明日はKさんの登別の林で、間伐のモデルをつくるため出張作業だ。
11月30日 金曜日 中マイナス2度、外プラス2度  12:00            じゃーん!!(^_^)v (^-^) (^_-) 20cmもあったろうか。車はときどき新雪に腹をすりながら進む。 でも、新雪は「おなかにやさしい」。              
とうとう来たって感じですね。秋が長く、かつ、その終わりの晩秋がとても穏やかだったから、冬はいつ来てもいいと思えた。そこえドーン。ぬくいログから見る冬はいい。
朝方から雪が降って銀世界。多忙だった仕事場を代わる記念に薪ストーブをしにきたとこ ろ。愛護組合といぶり雑木林懇話会のヘクタール当たり密度を調べていなかったので、ス トーブに火をつけてすぐ外へ出た。わたしが手がけた愛護組合ゾーンは1100本、平均 の直径は16cm、懇話会は1600本で13.4cmだった。愛護と懇話会のところは、 コンペの中でも最も太いところだったが、愛護で意識的に強めに間伐した結果、細い立木 が減り最終的に直径も太くなった模様。太いものでは約30cm以上のコナラもある。2 本立ちしたものなどで20数cmを切らざるを得ないときなど、わたしのような素人そま 夫は一瞬深呼吸をして拝んでから、気合いをこめて細心の注意を払いつつチェンソーを入 れる。木が回りながら倒れたり、意図した方角と別の方に倒れたり、かかり木になったり するからだ。                                    小屋のノートをぱらぱらめくりながら去年の12月からこの1年間どれくらい来ている のか数えてみたら55回だった。毎年こんなペースだから、やはり平均するとほぼ毎週と いうことになる。雨が降っても嵐になっても薪ストーブとの対話がある以上、来ないりゆ うがない。なにしろ、外には仕事がいっぱい待っている。これを「週末日常」と呼ぶこと にした。                                     11月24日 (土) 同日のつづき                        ●北大OBの好田です。久しぶりの雑木林、母と二人できました。10月に道南から札幌 に戻ってきてバタバタしてましたが、新しいバイト先なども決まり、やっとおちついたの でのんびりした気持ちで過ごせます。昨日の晩18:00頃着いたのですが、小屋は相変わら ずきちんと整理されていて、薪も完備されていて、さすが草苅さん!!ありがとうござい ます。夜は星もよく見えていました。                         今日は北大チームの林で、つるを切ったり材を集めたりしました。おかげで大量のツル ウメモドキを手に入れました。何をつくろうか楽しみです。3月まで、めいっぱい遊びに くるつもりです。                                


吉田さんとお母さんがほだ木を回る。クリタケもエノキもひからび、
ヒラタケの多くは解けていた。でもほんのわずかは霜の中でもぴかぴか。

北大のチームがつくりかけのツリーハウス。できあがる頃は材が腐ってるだろうと、
よけいな心配をした。

11月24日 (土) 快晴 外14度 12:30 10時前ログに行くと、かすかに煙突から白いものが。好田美穂子さんとお母さんがログ 宿泊。久々なので近況報告など聞く。来春から京都でクラフト関係を極めるとか。つねに いろいろなことにチャレンジしている様子。森のつどいのパネリストについて打ち合わせ。  淡々と薪をわって裏に高々と積み上げた。林道からの入り口のオオアワダチソウの立ち 枯れがこれから雪の上にツンツンと飛び出るのでかりはらう。ログの見え方がちょっと変 わる。息子から携帯に連絡が入り残念ながらすごすごと帰る。 左;こんな園芸用シートに薪を乗せ、裏に運ぶ。 右:そして裏はここまで積まれた。 薪の相場からいうと、結構な貯金だ。薪長者だい!(といばってみる。トホホ) 11月17日 (土) 風のない晴れ 外8度c 中25度c 14:30         おとといは層雲峡、昨日は美瑛を仕事で巡った。層雲峡は吹雪、美瑛は中途半端な冬景色 だった。今日のこちらは一転、晩秋の静かな林。例によって薪を割りはじめて調子にのっ た。一服したところへ、入谷さんご夫妻が来訪。やっとお会いした旦那さんは数年ぶり。 こんちは、と軽くあいさつを交わしてすぐストーブの前にねまって(北海道弁・腰を据え る?)3人トーク。農のある暮らしへの願望、ライフスタイル、北海道の山小屋、入谷さ んが体験したシエラネエバダの旅、園芸、そしてパソコンなどなど話題はあちこちに飛び ながら、あっという間に2時過ぎ。ま、これがただしい「薪ストーブを囲むの会」の姿。 おき火になってからのストーブが雰囲気としては落ち着きが増す。途中、おにぎりとコー ヒーをしっかりごちそうになって、夕刻から仕事だというご夫婦を見送った。ヒラタケが 数本みつかったのでオミヤゲ。


11月10日 (土) 快晴 外6度c 中2度c                  ・ログに来るとき、遠くに日高山脈のポロシリ岳、そして左の方に夕張岳が、いずれも雪 をかぶって見えました。気持ちのいい晩秋の朝。                                    今日のお客さん、白井さん、土井さんと平木沼へ。こんないい天気だった訳です。 ・ハンギングバスケットの枯れた花達と土(ピートモスがほとんど)を林に還元するためにも ってきて片づけ。今年もモリモリになってくれたので、いつもながらハンギングから土が なかなかはずれなくて難儀。なんかはぎ取るのも残酷で少し悲しい。ワゴンの中に青臭い 草というか植物の汁のようなにおいがたちこめ、うーん、なんかいい気分でした。    ・ログはモタスさんらが掃除(掃除機で2回も!)してくれたおかげでいつになくこざっ ぱり。おまけに、盗難にあってから買っていなかったツール"ランプ"とラジオを置いて いってくれました。どうもありがとね〜。今日の予定は、薪割り→林の密度調べ→昼飯→ ごろごろ。                                    ・今日は10時過ぎに白井さんと土井さんが来られ、間伐した雑木林の本数調べを手伝っ てくれ、楽しい昼食とお茶をしました。本数調べの結果は次のとおり。         雑木林で木の直径を測るワタシとメモる白井さん。このポーズはヤラセ、ヤラサレ。 @「小屋の前の思い切り間伐したところ」                        =haあたり600本、平均の直径15.4cm (ははあ、なるほど)       A「昨シーズンわたしが手がけた苫レクのゾーン」                    =haあたり2000本、平均直径11.7cm (軽く抜いた感じ)        B「優勝者レデイスネットの箇所」                           =haあたり2200本、平均直径10.4cm (おそらく間伐前は3500本ほど    だったから、近いうちいずれもう一度やるべし)                大体40年生で1500本を目標にしてきましたが、小屋の前は、「気持ちいい本数」へ   と傾斜させて意識的に「疎林」に仕立てたものです。感覚がつかめました。苫レクのゾー     ンは、やっぱり、という印象です。作業後、大分抜いたつもりでも結果はいつも控えめな   数字で、林学の捉え方では厳密にいって「これでは間伐の効果なし」と判定されるはず。 レディスのところは、もともとの混みすぎをなんとかここまできた、という若い林。若さ の割りには調整されているといえます。でもこれから。以上が、11月10日のパタパタ 調査の結果と印象。                                白井さんとはじめておいでになった土井さんからメッセージ。             ●晩秋の晴れた快適な日です。                           ●今日はじめて訪れました。あまりの素晴らしい景色にただ間隙しました。薪ストーブの 燃えるパチパチの音と何とも言えないぬくもり。今日は本当に素晴らしい日でした。また 来年も来たいと思います。                             晩秋の林を訪れてくれたお二人。ストーブを囲んで話をしていると、友人、知人、赤の他人、 結構つながっていて、ゆめゆめおろそかなつきあいはできないと何度も痛感。それほどこの  マチはこじんまりして顔が見えるってことか…。                                         11月4日 (日) 7:47 外6度c                        ・昨日14:00少し前に到着。天気はイマイチで満月に星空は見えなかったけど、ログの中 は最高!ランプの明かりで、ささやかな食餌とワイン。ストーブは朝消えかけたけど、と ても暖かかったです。草苅様、ログさま、泊めてくれてありがとうございました。お礼に ランプ置いていきます。9:00過ぎ 雪 モタスたち                  ・新聞入れの中にラジオを入れておきます。ここはFMの感度もいいようですね。それで は失礼いたします。 NUKE                            11月3日 土曜日 小雨 ウチ5度、外12度                    小雨の林はいい。なにか、しっとり落ち着いて、ストーブの営みも型におさまる。長靴 をはいて、小雨の林を巡ると、ちいさなエノキダケが出ている。しかし、今年のキノコは なべて不調だからこれからのことは読めないなあ。                   今日はモタスさんがヒュッテンレーベン(小屋の暮らし)を楽しみにやってくるはず。 この林のファンが増えればいいな。                         モタスさんへ:乾いた薪はベランダから床下へもぐってとって下さい。また、テーブルの うえにこのログやアクションを紹介した「森林小学校」が置いてあります。よかったら開 いて下さい。                           10月28日 日曜日 くもり 外15度                      あら、モタスさん、早速相方といらしてたんでねえ。いらっしゃ〜い。           はじめてのガラス磨きに、ガラス掃除のワイパーだとかワンセットを持参。そして年2回   ほどの大掃除。ペットボトルや割れたガラスなど持ち帰り、古いポスターなどを焼却。充電  式の掃除機でゴミも吸い取り。今度はすこしコザッパリしたので、ま、泊まってもいいかな、 と。ところで、窓を拭こうとして薪の上の窓に小動物の足跡を発見(写真は実物大に葉っぱ  をきって再現したもの)。薪の上にのって窓に手のひらをかけのぞき込んだ形跡。指がはっき り判別できた。もしや、アライグマ??                           わかりますか、右手、左手のポーズ。彼または彼女は窓から一体何を見たのかな?餌付け でもしてみるかな?テラスの前に掘り返しの跡があったけど、あれはエゾシカかな? 10月27日 土曜日 はれ 外17度                       勝手におじゃましています。モタスとその連れです。お会いできなくて大変残念!ですが、 落ち葉拾いや薪割りを楽しませてもらいました。今度は是非泊まりがけで来たいです。で  は。                             


10月20日 土曜日 快晴 14時 外16度 中(朝は8度) 紅葉はいまひとつだあ〜。期待してきたのだけど、紅葉はだらだらと進み、かたやではホ オノキやハリギリ、シラカバなどは淡々と葉を落としている。しかし、小屋の周囲だけは モミジが固まっているので、ログの窓から見る外の景色はそれなりに切り取られ、額のな かに納まっている。(と、窓ガラスが汚いなあ、来週の日曜でも本格的にふき取ろう、数 年ぶりに!)                                  
                                
今年の紅葉は良くない、といってもこの程度。冬に入るけじめとしては十分だ。ログの裏にて。  10時過ぎ、ロザリアンさん、モタスさんが来訪。二人はホームページの掲示板のお客 さんでバラづくりにはまっている方たち。ストーブ囲んで懇談、歓談。その歓談の最中、 ログを細かくつつくものがいて、やがてキツツキ(アカゲラのめす)と判明。まだドラミ ングではなく探索といった散発のつっつきで、跡ははっきりしなかった。         昼食後、朝日沼にでる旧道を鎌をもって歩く。平木沼まで山辺を歩くコースを作れない かの算段。しかし、完全に自然の植生に戻っており、道はもう判然としない。つまりどこ を歩いても一緒だった。逆に、どこでも歩けるという苫東の雑木林の特徴を行かしたルー トづくりがいいのかも。                               ログの前にパーキングをもうけた。わたしの車を横付けすると、どうもログの前の道が 風情なくなるのだ。          よく燃える薪。これを見てるだけでも飽きない。 10月13日 土曜日 曇りのち雨 外20度、中15度            ・昨日までの数日本州に出かけており、喧噪の疲れを一人の小屋は確実に軽くする。窓の 外の紅葉に目は洗われる。ログの正面の紅葉はますます鮮やかだが、これは明らかな間伐 の成果。手入れされた風景というものはもっと人に見てもらいたいところ。ただ、モミジ の紅葉に感じるところがあり、かつモミジになる木を判別できれば、たいていの人がこん な林に導くことができるだろう。                                                    ・フクロウの木彫りを再開した。薪割りで中断していたもので、その間、コナラの材にヒビ が入ってきた。木はますます堅い。テラスの上に座布団をひいてやってみるとこれがなか なか落ち着きがいい。民芸品店のオヤジだ。蚊にやられながら、果ては土砂降りの雨にな りログに逃げた。紅葉は今週末がピーク。                     10月8日 月曜日 くもり 15:30                      たき付けの新聞補給がてらもいちどキノコ(ボリボリ)ねらい。洗濯した作業ズボンなど も持参。午前中、ずっと自宅の机の前にいたので逃げるように飛び出してきたというのが 真相。紅葉は進んでいる。ログの前の林が赤い。             
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