歳を考えつつ森と付き合う方法にコツは存在するか

NO.22

2003/11/08 日常の生活の中に発生するもろもろのストレスを たかが雑木林で解消しようとすると失敗する。ことはもっと 根深く、老獪なのだ。週末きこりは、ここに割と早くたどり着いた。 では、どうすればいいか。 体という自然とまず付き合うこと。外なる自然は その次のテーマである。外なる自然、つまり緑などとの やり取りはそのズ〜ーーッとあとに始まらざるを得ないから、 未解決は、まあ仕方がない。逆算すると、今やるべきことが 少し見えてくる。
03年最後の山仕事                  平成15年12月30日(水) -5度c フットパスの雪はわずか。ベランダには新雪1cm。 8時前に家を出る。年末は何かと気ぜわしいから、家人が動き出す前に活動を始めておくの はこの時期、とても得策である。そうしないと、あるいはそれを怠ると家中のネットワーク が変動をきたす。 ツタに絡めとられたカラマツの年輪。順調に伸びていたのに。 それを倒すとてっぺんだけでこんなになる。始末はあとにしよう。  ストーブに火をつけて部屋が暖まる前にフットパスを歩いてみる。道はますますか細く見 えるけれども、木々たちには「やあやあ」といった感じだ。小屋周りのハリギリ、コナラ、 ミズナラ、カラマツの大木の面々には、寄り道して各々挨拶をした。樹木のレベルまで意識 を下ろしていく、その入りこみ方に新しいものを覚える。そんな付き合いは数ある恵みのほ んの一つである。  そのカラマツの小道の北側を年内にめどをつけられればよいと胸算用をしてたが、どうも そんな感じに進んでいるのがわかってほっとした。それどころか、残りの分はもしかしてす んだエリアの面積よりも小さいかもしれないと思えるほどだ。「もうすぐ仕事がなくなる? ?」。まあ、アタリといえる除伐を進めた後に余裕に合わせて本格的な間伐をする、という 方向は、約束の面でも作業者の工程管理の上でも得策だったといえる。 帰りにつた森山林の山の神に、無病息災の感謝の祈りを捧げる。 一帯はやはり見通しがよくエネルギーに満ちていると感じる。  クマゲラがやって来た           平成15年12月27日(土)晴れ −5度c 雪が少なくて助かる。枯れ草などはすべて隠れて まあ、シンプルな世界ではある。 年末年始の9連休に入った。至福の初日である。ログの中は冷え切っている。ストーブが 燃えて10度になるのを待ちきれずに現場へ向かう。 夕べ、横殴りの雪だったのか。トングやなたなどの小道具を太目の木に くくりつける。あちこち歩き回るので目印に。  ツルの絡まるところ(林分)は手間がかかる上に仕上がりも今ひとつ見栄えが悪く、か つものすごく疲れる。しかしこれを避けるわけにはいかないのがつらいところ。よく見る と、そこはツルにやられ放題になっており被害は広まる一方なのだ。これは大難物。今日 は絡めとられた何本かに果敢にも挑戦して、無念、全敗した。ということは、すべて懸か り木になったということである。これを丁寧にほぐし、またほぐし、最後は横に倒してい くために、一心に集中しなければならない。こじれた人間関係をほぐしていくのもこんな 按配だろうか。消耗だ。                               だから気分転換に、簡単なところへ飛び地して気分を変えて何本か除間伐をする。その 時、北側の林の方から「ケーーン」という懐かしいクマゲラの声が聞こえてきた。まほろ ばのカラマツ林あたりにいそうだ。そうだ、来年はフットパスをまほろばに伸ばし、冬の 間伐はあの中をキレイに仕上げることにしよう。                   屋根のツララはこんなに小さい(左)。 ぬくいので軍手で仕事したがやはり、びっしょり濡れた。 ツルの塊(かたまり)をついに焼く    平成15年12月23日(火) 曇り 外気温3度 8時に家を出て久々にすこしじっくり仕事しようと意気込んで出かける。あのクタクタ感を まだ今年は味わっていないのだ。雪は5cmほどだから作業にはうってつけだ。笹道のフッ トパスをまず歩いてみる。コナラの大木の前で「木の仲間に入れてもらう気功」/タントウ 功を試みる。まあ,深呼吸をしているだけでも気持ちがいい。そうして丹田に気を込める。 除伐したもので腐れているものは、丸太にしないで放置する。  ストーブが温まったころログに戻り作業のいでたちに着替えてから、おもむろに手入れに 入る。やはり、数日前に整理したツルのぐじゃぐじゃに絡まる枝やこずえのひと塊をなんと か焼いてしまいたい。そう決めてから、まず新聞紙を2枚丸め、その上にカラマツの細い枝, それからやや太い枝の順にのせて火をつける。案の定、一発で燃え移りあとは周りの枝をど んどん足していく。 新聞など丸めて地面に敷いて着火。15分後には火柱をたてて燃え盛る。あとは生木だ。  最初は落ち枝などを整理しながら焼いていくがやがて絡まったツルや大枝を解きほぐして 切ってくべなければならない。ここからネットリした力仕事になる。火勢はどんどん上がる から作業のピッチも少し高止まりになる。したがってこれは結構ヘトヘトになるのである。 しかし、そのあとの風景はどうだ。目前の難問が片付いたような、カタルシスがある。火炎 は2mの高さになり、焚き火の直径は2,3mほどになった。 絡まったツルもまとめたまま切り取り火にのせる。帰宅時までは、完全燃焼。  遅い昼食で戻るとき、頭の先から腰までびょ濡れになったアラレモナイ姿をログのドアガ ラスで見たとき、ああ、これはあまり人に見せられないなあ、と思った。冬の間伐作業とは しかしいつもこんなドロドロのステージである。これが毎週の楽しみで、できれば毎日やり たい、というのは少し変わっているのかも知れない。そしてボランティアなどという清々し いイメージとはちょっと違う。  今日の作業でチェンソーパンツに助けられたかもしれない。チェンソーのハンドルバーの ヨコを持って移動しようとしたときに、回転していたチェーンの先が軽く太もものあたりに 触れたのである。あれが、かつてのナイロンのズボンであったらどうだったろう。今年も気 をつけよう。 オールドボーイ、宴はる             平成15年12月20,21日(土、日)はれ 絡まった数本を倒す。空はこのようにスポンと開いた。 昼過ぎにかつての山仲間が3人やってくるので、どこかでウキウキしながら11時前からカ ラマツの間伐を始めた。休日は朝食はなしだが、今日は昼ごはんも食べないまま来訪を待 つ格好になった。つまり打ち込んでいたわけである。作業は、軽い除伐ですいすいと進ん でいたのだが、木のてっぺんでツルに絡まれたひと団地を片付ける羽目になり、そこにえ らく時間がかかってしまったのである。やりかけのままにしておくと、これから先1週間 の収まりが悪い。挙句、絡んだツルの塊はやはりもやもやと片付かず乱雑に見える。 これは来週焼いてしまおう!と決断したところへ、OB先発2人組がやってきた。2時きっ かりだった。やあやあと挨拶を交わした後、わたしたちは林を出て、淡々と宴の準備を始 める。ダッチオーブンを使ったチキンの料理と薪で焼くピザが今日のメニュー。ダッチオ ーブンのためにオキ火が必要だし、ピザのためにも放置しておいたピザ釜を乾燥させ加熱 しておく必要があるから、とりあえず、ドラム缶の反割りとピザ釜の中でせっせと盛大な 火を起こす。焚き火の調子が落着いたころに、安着祝いと称しビールで乾杯。たそがれが 迫っているがまだしっかりと明るい。AOシェフはせっせと下ごしらえ。わたしとKさん は、ピザ担当のドクターSが到着するまで釜を熱くする任務につく。無論、飲みながら。 ふんだんな薪。余裕あるアルコール。安心な宴に欠かせない。 Kさんが「ロスケ割り」を披露。ささった薪をくるりと回し、自重で割る。ドクターSはピザを仕込む。 オキで真っ赤なピザ釜に入れること50秒。 ひたすら、くつろぐ。  それからは、雪化粧した雑木林は貸切である。トイレに起きた夜半、薄い霧がかかって いるのか、名だたる星だけが輝き、あまたある小さな星屑が見えない。異様な状態にKさ んも遅れて起きてきて同じ感想を述べる。寝足りた朝、快晴無風のきらきらした雑木林の 姿があった。この雑木林のこれを味わってもらえれば、わたしの心残りはない。いい朝だ った。 朝、シェフはとろろご飯を作る。無風の雑木林は冬をやさしく感じる。 作業の安全を祈る             平成15年12月13日(土)晴れ 0℃  国道235から入ると、アプローチあり。まさに参道みたなもの。 かつてわたしが書いた懐かしい表示板。イタヤの一枚板も腐れが見える。 作業の前につた森山林に寄って、山ノ神にお参りをする。つた森山林というのは苫東地区 で最もまとまった中心的な林で、蔦森さんと言う方から買い取ったもの。いち早く手入れ を始めたために、山ノ神を奉られており、わたしは昭和51年から12月11日にお参りをして きた。札幌勤務になってからは11日に参拝することは不可能になったから、その週の土曜 日に遅れて参拝するようにしている。                        広場一帯は広くない芝生。周りにヤチダモやコナラ、トドマツ。  今シーズンの作業において怪我のないように神々に見守ってもらおうと手を合わせる。 次に浮かんだことは、意外にも「世の中がいい方向に向かうように」。そしてあれこれ。 実に長い祈りとなった。                              御神木と鳥居。そして供物。スルメト恵比寿のクロビールなど。 チョコも。  ここはわたしが何百回と訪れてきた林だが入り口広場は特に大好きなスポットである。 わたしの林関係の記憶の根っこはここにあるといってもいいほどだ。苫東の自然、とくに つた森山林とは25年ほど管理の立場で関わったから、隅々までよくわかるだけでなく、木 植えて育て、そしていろいろ教えられた、わたしの自然の教師でもある。その場所がどう もとても清清しい。まるで伊勢神宮を訪れた際に感じた気持ちよさに通じるものがここに ある。とりわけ落葉期の気持ちよさが特筆される。                  直径80cmのカラマツは、この辺ではトップクラスだ。  ログハウスに行ってストーブをたいて作業を始めるとまもなく、Mさん親子が来訪。ス トーブを囲んで談笑してから、フットパスを案内する。身重の奥さんだが、幼稚園の子息 とゆっくり林を巡った。平木沼にも案内した。もう白く氷を張っており、おっかなびっく りで凍りに乗ったがもう大丈夫だった。                       Mさんファミリーと笹道をあるく。平木沼はまぶしかった! Mさんからのメッセージ:「きつつきファミリー3人でお邪魔させていただきました。 カラマツ林で見つけたシカの頭蓋骨が印象的でした。結氷した平木沼も最高でした。また きます。(きつつき、みうらたいき)」  夕方、用事があり2時過ぎに帰宅の途につく。                   
下川町で「林とこころ」を考える          平成15年12月6,7日(土、日)  「林とこころ」が縁で、道北の下川町を訪問。さ〜くる森人類の奈須憲一郎さんらが呼ん でくれたもので、今、計画している癒しの道、手入れしている林などを案内してもらった あと、森林と療養などについて意見を交わすことが目的。 下川町は、市民自らが地域おこしに深く関わって成功してきた数少ない北海道のモデルで あり、内発的発展として評価されるいくつかのプログラムが着々と進んでいる。特に森林 系の取り組みが活発であるのはつとに有名で、森林組合を中心に林産物を核にした産業ク ラスターができつつある。 左:桑園ルートは森林鉄道あと。パンケ川に寄り道する。  で、さすがにふんだんな森を十分に利活用を図ろうとすると、こころのジャンルを見逃 せないわけで、ふんだんな森林資源を利活用した臨森林型保養地、療養地としての活路を 探ろう、そのソフトもつかんでおこうという意図をしっかりと持っておられる。なかなか しっかりと貪欲であり、別の言い方をすると余すところのない利活用とも言える。 12/7 複層林をどう育てるか、意見を交わす。雪は深い。体験の森を一周して記念撮影。 チェンソーによる一刀彫を前にして。                        わたしの役割は、「林とこころ」のことと、里山づくりの話をすること。実際には、私 的に追跡してきた林とこころの国内外の実践の事例と医療情報をつないでレポートしたあ と手入れの作業で気づいたいろいろなことを、文献の裏づけみたいなものと照らしつつ、 述べることになった。そして、意見を交換した。会合前の夕食時にビールをやったのが影 響し、話の途中はわたしとしてめちゃ混濁して集中が途切れたが、ほかは面白く終えるこ とができた。 憩いの森の予定地で「どんな風につくろうか」とアイデアを出す。  やはり、林に助けられ救われていたり、作業で怖い目にあったり、行動的冥想といえる 集中状態に気づいていたり、参加している方々と共感する部分があるというのは心強い気 がした。また、手入れのされたカラマツ林を前にして、案内の小日向さんと「樹木が喜ん でいる」という、同じようなボキャブラリーで、偶然、林を評価したときは、古い知己を 得たようにうれしさがこみ上げた。2日にわたって対応してくださった皆さんの心遣いに もこころからお礼のメッセージを送りたいと思います                   地元の篤林家が丹精込めて手入れしたカラマツ林。樹木の顔が落着いていて まさに「喜んでいる」ように感じる。こういう林は本当に少ない。      身近なところに森林をもち関わることができること。森の恵みはそういうところにもっ ともやってくる。やはり、森とのかかわりはいよいよ生き様だということになってくる。 手入れの方法を考える               平成15年11月29日(土) 10℃ ハりギリの大木は友達だ。右=今日買ったハスクのパンツ。重たい。 出掛けに、田中林業という専門店に寄って、冬用のチェーンオイルとチェンソー事故を回 避するパンツを買い求めた。わたしはなんとなく2万円もあれば足りるとふんだのでポケ ットにはお札2枚を忍ばせていったのだが甘かった。パンツは2万2千円。ギャビーン! 結局つけてもらう羽目になった。まあ、安全をあちこちの方角から固める、それには金が かかる、こう考えるしかない。  まず煙突掃除をした。真冬に、煙突がつまってあたふたするのは御免こうむりたいから である。あれはちょっとつらい!意外とススがなく、つなぎ手のところをガボッと抜いた らあとは大丈夫という感じになった。   こんな風に手入れを進めるとアズマしいカラマツ林ができる  午後から雨だというので、小雨の段階でセッセと手入れを始めた。昨年間伐した箇所の 奥にあたるが、除伐を進めるだけで、結構いい線にいく気配がある。そこでまず、1ヘク タール全般にわたって除伐をやってみることにした。早い話が、それほど枯れているので ある。息災を祈って黙々と作業した。エゾリスはこなかった。 いよいよ間伐はじめ  平成15年11月24日(月) 晴れ6℃   左はつた森のくだりの林道、右はいつもの作業小屋。明るい冬! またもや2週間ぶり。先々週は上京し先週は仕事で土日がなくなり、振り替え休日の今日 やっとのことで雑木林に来た。15日に保安林の間伐の許可で出たので今日は初仕事。ロ グハウスに来る前につた森山林の山の神にお参りし、作業の安全のほか、いろいろなこと をお祈りした。                                   作業は枯れ木や除伐を中心にして、小手調べ的にやってみた。枯れ木などと馬鹿にする と怖い。枝がほとんど落ちているから身軽なため、動きのスピードが速い。今日も、跳ね 返りなど2本がわたしめがけて倒れてきた。フーッ。                  笹道は作業の前後に北と南のルートを個別に歩いた。何か、足に絡まるような不快感が あるかもしれない。表土が出ているところと違ってやはりヤブ漕ぎに近いということか。 あいにく、デジカメの電池が切れて画像で記録はできなかった。やはり、カラマツ林の仕 事は爽快だ。テレペンに近い揮発性のにおいが漂っていて気持ちよかった。      


林に飢えていた!    平成15年11月8日 晴れのち曇り 5℃  葉が落ちた林はこんなに明るい! 先月末は夜中にやってきたものの何もせず、見えもせず帰ったので、2週間ぶりだ。緑に飢 えてた。そうしてやってきた今週、雑木林はすっかり冬支度を終えて明るいいつもの林に 変わっていた。さあ、もうひとつの美しい季節到来だと思うと、すっかりうれしくなるの だ。早速、笹道を確認して歩く。結論から言うと、笹道から林道をつないだりしてたっぷ り1時間半を費やした。陽だまりでしゃがんでみたり、折々の大木に時々抱きついて撫でて みたりだから道草の連続だが、そんな風にして1時間半のメニューができることは、この土 地の「さすが」と思わせる特長でもある。どこでも、ササを漕いで、あるいはササなんか 漕がないでも林を縦横に歩くことができるからだ。 陽だまりの落ち葉に座る。シコロにもたれ目を瞑る。ああ、極楽。  新しい笹道で、陽だまりを見つけてシコロの木にもたれてしばし目を瞑った。夏の日差 しと違って、か細い晩秋のそれはずっと優しい、ちょっと物悲しい雰囲気が漂う。落ち葉 など枯れたものたちと仲睦まじい。呼吸に意識を集中してみると、随分深くなっていると わかる。このまま呼吸だけに集中していたら別世界にいきそうだ。まぶたに感じる太陽の 光が赤く血管を透かしているようだ。人のレベルから植物や動物のレベルまでスーッと降 りてきたような感覚。そこでじっとする。こころは静まっている。 半分ぐらいが林の中に残っていたようだ。  ログハウス近くの林道に戻ると、カラマツ丸太の残りのほとんどが片付けられておりす っきりしている。斉藤泉さんが集めてくれたのだ。伐採の高さが高くてブルの操作が困難 だったとこぼされたから、今年はもっと低くせねば。丸太を利用できる人がこういう風に 運んでくれるならば、林の手入れは完璧な循環になる。  笹道の後半、朝日沼の方に道を外れて別のカラマツ林に入ってみた。気持ちのいいこじ んまりした林である。尾根筋からちょっと下ったところで、角のついたエゾシカの頭骨を 見つけた。意外とありそうでないものだ。今年、2回目になるが、自然死か猟によるのか はわからない。カラマツの根元に北を向いてそれはあった。周辺をもう一度眺めて驚いた。 そこは、なにやら「まほろば」のような別世界だったのだ。四方を斜面に囲まれて外界か らは見えず、カラマツだけのモノトーンな世界。神々しいパラダイスのように思える。以 前から気になっていた美しい一角だったが、この和みのくぼ地はみんなにも紹介しよう。 すり鉢上のカラマツ林。その斜面に頭骨はあった。まほろばの林はどう見えたか。  ログハウスでは、カラマツを小さく玉切りして薪作りをはじめた。そして作ったばかり の湿った薪をストーブにくべてみた。案の定、パチパチとリズミカルにはねていたが、さ すがに火力は出なかった。ストーブから伝わる波状の輻射熱を感じつつ、30分ほどまどろ んだ。   まだ先が長い。材がいっぱいある。

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