ヨーロッパなど ↓ | インド・ネパール | 北海道の山々 |
1 ヨーロッパの花の旅にて(1992年9月)
*欧州各国の花のまちづくりを見に行った時の淡彩スケッチ。
このとき、 自分が建物を描くことに執着していることを発見。
どういうわけか、今もって北海道でスケッチする勇気は出ま
せん(笑い
2 ニュージーランドの花のマチ「クライストチャーチ」にて(1996年1月)
(個人の庭を一人で巡り歩き、オークランドを含めてたった2枚しか成果なし、残念)
1996/01/08 午後五時半 tramに乗ってクライストチャーチの中心街を めぐり降りる。予定どおりカンタベリー大学 の旧校を描いてみる。町の人が「山越えする すごいカンタベリーが見えるぞ」とおしえてく れたが、残念、時間がない。 |
1996/01/08 くもり avon riverから郵便局。とっても安いリッチな 朝食をとった。ホットドッグと生ジュースにコーヒー で250円ほど。川のそばで描いていると、カモが 寄ってくる。今いるベンチはoxford tterace という 通りに面している。川沿いは大木ばかり。水は 氷河から。 |
中性の宝石箱。夕方ツーリスト オフィスに 市の観光局長をたずね、 夕食前にメインストリートを 歩く。ベルギーのブルージュ のようなたたずまい。 マルクト広場のそばのホテル (左)、調度はトールペイントだった。10/9 |
城砦の外、タウバー谷間から見上 げる。鉄砲を出す穴から見る風景は 額縁効果をもつが、何百年か前の、 敵と対峙するという緊張に思いを 馳せる。雨。梅田先生がかさをして くれている。クナイプコースも見つ かる。 10/10 |
ボーデン湖のリンダウにて。対岸の 保養地のようなたたずまいに惹かれる。 10/13 |
4 ドイツの保養地で森林療法コースを歩く(2002年9月末〜)
バイエルン州バートウェーリスホーフェンにて
(スケッチ帳の空白に記した現地メモ↓) 9/30 独りで歩き初めた日。数年ぶりのスケッチだ。 サナトリウムなどが建つ町外れからeich wald に入り spitz waldに抜けるあたりで。中心部の建物の一部が 見え隠れする。牧草がまぶしい。逆光の木立が描き にくい。 |
|
9/30 14:00 spitz wald からぽっかりと牧草地に出た。 もう昼飯はあきらめよう。そのかわり、ここでちんまりした 絵を描いておこう。ハヤブサfalkenの声がこずえから響く。 広葉樹の林の道にはちょうちょが飛んでいた。ヒグマの おごそかさもいいけれど、食物連鎖のトップを、ハヤブサや そのほかのhawksにした時、この程度の繋がりとロットで 生息が可能だ、というのは示唆に富む。生態系の原単位。 |
|
9/30 spitz wald からクアパークまでの間には草地が あって、こんな風に見える。団体の散策グループもいて、 久々に、ギャラリーのさらし者の孤独な絵描きとなる。 老婦人が、まるで絵みたい、といってくれたのがすごかった。 林の方から保養地と市民の住む町を眺めた格好。 森の中に養生のマチがあるように見える。 |
|
9/30 わたしが泊まっているクアハイム・エメリエからクナイプ のコースへ入ってすぐのところにプールつきのクアハイム がある。そこのヘリを下ってこの日、4作目を描いてみる。 少し、絵の感覚が戻ってきたようなリラックスした気持ちで 20分ほどを過ごす。散歩する人の数はすごく多い。17:00過ぎ。 |
|
10/1 療養する人のため、バイクが乗り入れが禁止されて、 商用車も制限。静かとはこういうことかと再認識。いつも音の ストレスにならされているから。エメリエの100m圏内も絵に なるところはいっぱい。木々に埋もれた建物と少し曲がった 道があれば、それだけでなにか絵心をそそるのは日本も同じ。 |
|
10/1 今日はあまり出歩かない休息の日。クアハイムから 周りを歩いてベンチで休んでから、カフェの裏で建物を一枚 描く。そして、泊まっているエメリエの前で、黒い隣の宿と向かいの 家を。正面の黄色の垣根の向こうに通りがある。 9/30に30cmの雪が降ったというのに、隣の窓辺には ハンギングが健在だった。後ろにくだると、羊のいる小さな牧場と、 道がある。 |
|
10/2 遠出の散策に弁当をもって出かける。 郵便局までルイスさんに送ってもらい、南下。 waldseeの手前で画帳をひらく。 散策の目抜き通りより大分離れたここまで 多くの人がやってくる。 芝はもっとおとなしく描かねば芝の意味がない、と 反省。風景のポイントはないが、全体の雰囲気が ちょっと描きたくなる。 |
|
10/2 hartenthallへ向かう途中にこんな丘に出会う。 立って描いていると老夫婦が「マーレンナントカ」という ドイツ語の発音を教えてくれる。きっと水彩とか描くとか の意味か。4人のギャラリーがきた。 スカイラインにもふっとパスがあり二人が歩いていた。 |
|
10/2 マップにはハーテンタールのあたりにあり楽しみに していたら、この風景画突如出現。美しいアルゴイ地方の 風景にも似ているけれど、こちらはずっとゆるやかだ。 近くのレストランはとても込んでいた。 人々は、この展望をめざして歩き、そして風景をみながら ビールを飲む。ああ、悦楽(病気でなければ)。 |
|
10/3 クアハウスの西のとおり。もう楓が色づいて町並みも 秋らしくなってきた。Louiseさんが fakcon park 案内してれて、スケッチはその帰途下車してからのこと。 たくさんの通行人ギャラリーに声をかけられたが、もういちいち 照れてばかりもいられない。 街路樹はボダイジュとマロニエ。 |
|
10/3 クハハウス・エメリエのすぐそばの小路。 バッハ・シュトラッセに続く。そういえば、bachとは 小川の意味だったな。300mほどさかのぼると急流の小川に出会う。 フォーカスポイントの芝地に目が留まって。 小学生が見に来た。 |
|
10/3 エメリエの浦にあったこの道は、右へ行くと農家の玄関に 至る。ベンチで描いていたのだけど、まあ、色々な小母さんが 寄っていった。一番にぎやかな方は、アメリカの婦人で、 クアハウスのコンサートで演奏するグループの方だった。 陽気で、色々、旅の話などを。とても楽しくなる。 |
5 英国コッツウォルズのフットパスにて(2006年5--6月)
2006/05/31(火) 五時過ぎにパブ付きペンション(古くて豪華)を出る。 英国に着いて三日目の朝、付近の探索に行きがてら、ホテルから 右に折れた町外れの道を描く。 緑がふんだんにあるが、ディテールは描ききれない。 ガーデニングもそう。 左手には谷を挟んでコッツウォルズらしい田園風景が広がる。 |
|
5/31 教会の前の高みから田園地帯と向き合う。 昨日はこの斜面を歩いて降りてきた。ボスケ(茂み)の 有様が風景にアクセントを持たせている。 しかし何と言っても直径1mもあるブナなどの大小の陰影が 深みを持たせているのは否めない。 |
|
5/31 チッピングカムデンから南下して昨日通ったビューポイントへ再び。 こじんまりした町並みを美しい田園が囲む。 草地には羊と牛。 |
|
6/2 Tavistock の河辺にて。25度くらいの猛暑だ。 ダートムーアのトレッキングを終えてプリンスタウンから タビストックへきた。銅の鉱脈があって栄えたらしい。小さな 運河が張り巡らされていた。教会、多数。ダウン症の子らの 一団が目立った。福祉の町だという。 |