ホイール交換したネコ 薪を移動するMさん 丁寧に積まれる薪 わたしはひたすら割る |
薪割りと薪整理 4月25日(土)くもりのち晴れ 8℃ Mさんに声をかけ、10時頃からやり残しの薪運び、薪割り、薪の移動作業。作業前にホーマックで買った一輪車のタイヤを入れ替える。パンク修理でなく、ホイール全体の交換で、かなり楽に終了した。午後から天候が崩れるとの予報だから、午前は快調に仕事を進める。昼ごはんの前に「奥のささみち」を案内。 昼食後に林の中に置き去りにした薪材を一輪車で運び、ふたたび、Mさんは薪片付け、わたしは薪割りを続ける。大分腰が痛くなってきた。Mさんはわたしよりずっと先輩だからさすがにまきの積み上げが上手だ。でも、「地震で試されるね」と。残りは、あと半日もあれば整理できそうだ。 3時前、お礼というわけではないけれど、つた森山林の天皇が見えた全国植樹祭の跡地に案内。やはり年配の方は思い入れがあるのか、カメラをだして撮影された。それから、3kmのフットパスを案内したが、実際は冬の間に林道に落ちた枝の片付け作業となった。昨年は、瀧澤さんと来た。森林所有者がやる前に、林道の枝を拾って片付ける人は珍しいかもしれない。しかし、こちらにとってこの林は地域の小さな宝であり、実はみんなのものだと思っている。 今日は良い日だ。「奥のささみち」でひとつ、つた森で5つの「ミラクル落ち枝」を見つけた。「ミラクル落ち枝」とわたしが言うのは、フットパスや林道に突き刺さった枝のこと。枯れて落ちる枝が、その重量、回転具合、枝先のとがり具合、土の硬軟、すべての条件をクリアしてグサッと突き刺さるものだ。わたしはこれを、少し神がかった結界のようなものとして喜ぶ。それが6つ。この数は過去最高。なんなのだろうか。Mさんはとても喜んでいた。今日の山仕事の最後に、二人で山の神にお参りした。 |
今日は絶好の早春散策日和 気温10度 ここに小さなニジマスが ライズする |
林の打ち合わせ 4月19日(日)晴れ 8℃から11℃ 6月開催予定の2回目のこころの森フォーラムの打ち合わせをT先生と北大研究林で。といっても、室内ではなく歩きながら。幌内川の上水取水口では、落差で発生する水音をBGMにしてスギゴケの上に座って。 1mほど脇の潅木に、ハシブトガラとゴジュウカラが交互にやってきて、やがてわたしの手に乗った。T先生は、「草苅さんには、鳥が寄って来るんですね」。 目の前の幌内川にはフライサイズで#10ほどの細長いトビケラの成虫が羽化して飛び始め、10cmほどの小魚がしきりにライズしている。また、水中でも捕食している。イマージャーという状態か。つい、話が途切れてしまう(笑い)。 |
来訪を待つ間、わたしはヤマグワの 杖つくり これは車の一部 早春の胆振の雑木林は どう映ったでしょう まほろばの分岐にて |
札幌ウッディーズ来訪 4月18日(土) 曇りのち薄日 7℃? 間伐ボランティアとして静かに注目を集める「札幌ウッディーズ」の面々がグループの研修でおいでになった。その地道で研究熱心な活動の様子は、毎月送ってくれる「森人通信」で拝見し、こちらも励まされながらきた間柄。代表のKさんは脱サラして森作りに入った方で、5年ほど前、石狩のゴロスケ沢とかいうところの会館で行われた講演にわたしを呼んでくれたことがあった。 面々は道央の各地に住んでいるのでウトナイの環境省施設で集合して10台以上の車での来訪となったから、駐車場と林道は過去3番目ぐらいの混みようだった。 山仕事をされる方々、と聞いただけでわたしは一種独特の親近感を感じてしまう。黙々とやる、あの危険できつい汚れもする伐採、草のツユに濡れながら大汗をかく刈り払い、その中にある達成感や内省。それを共有しているのではないか、と思うからだろうか。大げさに言えば、その内省を越えたあたりで、山人、森人には自他一如のようなつながりの世界があるのではないかと思うからなのかもしれない。 肌寒い林では、まず苫東のこのフィールドの経過や特長を地図をみながらお話した後、フットパスを歩いていただいた。時々、些細なことだけど作業の際に心がけたこととか、気持ちの良い尾根のこととか、径づくりの醍醐味、見たいな話もしながらだったから、40分以上かかったかも知れない。 やはり肌寒いなかだったけれど、アユミ板をだして昼食。胆振では山火事の注意月間に入ったと思うので焚き火は自粛した。ちょっといつもの脇役がなくて寂しいがしかたない。女性の方、若い方も交えて歓談。昼食後は北大研究林に案内して取水口まで行き左岸を戻って神社のお参りをした。平均年齢が高いからか、と笑いながら、全員が坂を登り参拝した。 |
昼のためにテーブルを用意 カラマツの道で 分岐で記念に さすが団塊の世代、うまい パンク車は重かった・・ |
早春の至福 4月11日(土) 快晴 15℃ほど 雑木林では早春の晴れた日ほど気持ちの良い日はないのではないだろうか。そして今日は至福という言葉を連想させるその日和だった。片付け始めた小屋の周りが、先週の手伝いの方のおかげでグングンと整理が進み、落ち枝がほとんどない林道は清められた道のようだ。 先週から、杖づくりを始めた。パワークラフトはせいぜい25cmほどだが、ささみちを歩くときのお供になる杖なら、もっと枝の有効利用になるし、ミズナラ、コナラ、イタヤなどの木の特性も感じやすいかもしれない、そう考えてのことだ。まず、真っ直ぐな使えそうな枝を20本ほど、先週積み上げた柴のなかから切り出した。早速、コナラに挑戦したところ、20分ほどで概形ができた。 山の先輩のYさんが見えた。手を抜けない養生のさなかなのだが、ちょっと山仕事を手伝いに来てくれたのである。2月のメープルツアーで初めてここを知っての2回目。養生の経過を詳しくお聞きした。しかる後、いつもどおりフットパスを案内、まほろばの分岐でまた記念撮影をした。シラカバの丸太のすわりが悪くやや難儀するから、いずれ固定三脚を作るべきかも。小屋のまえで早速山仕事の段取りをして開始。わたしは林にまとめられた丸太を薪のサイズにチェンソーで切る役目、Yさんには、切った丸太を一輪車(パンク中)で駐車場に集め薪割りの役をお願いした。 陽射しが強い。昼食用に外にテーブルを用意したが、あまりの強さにベランダへ避難。商社に勤務していたYさんから海外勤務や輸入飼料などの話を聞く。養生中のYさんにとって過労は禁物だとおもいつつ、パンクした一輪車で随分運んで割ってもらった。ゆっくりした食事の後もまた一仕事。多謝。 |
まほろばの分岐で 早春の林道で こうして… シラカバは水を含んで重かった |
林道の枝を拾う 4月5日(日) 曇りのち晴れ 7℃ 10時にNさんと小屋で待ち合わせ。早めに行ったつもりがすでにお待ちだった。小屋の前で、しばし立ち話をしてから、フットパスを案内。わたしはチェンソーをもち、途中の掛かり木などを片付けながらだ。Nさんは珍しそうに見ている。暴れたカラマツの枝を落としているときに、意外、不覚、ガス欠になってしまった。まほろばの分岐でセルフタイマーで記念撮影。 40分ほど歩いて小屋に戻ったわたしたちは、いよいよ林道の枝拾いに出る。実に働き者だ。300mほど行くと、瀧澤先生がやってきて合流。そこで、Oリングや自然療法などの話に花が咲いた。林道にたむろして、延々とおしゃべりする図はどこかおかしいというか、ほほえましい。ずっとそのままでも良い感じであるが、きりがないので入り口まで枝を拾って終了。昨日整理した枝の中からシラカバとコブシとコナラのクラフト用材料を探し出 ヨガ・冥想、マクロビオテック、気、チャシ、パワースポット、パワークラフトのことなど。20cmほどの枝のプレゼントはクラフトをしている二人に非常に喜ばれ、気をよくしたわたしは初めてのシラカバの枝をせっせと削って、歓談の最中に「観音エクボ付きパワークラフト」を完成させた。陽は傾いてこれからがマジックアワーなのに、所用があって散会。 |
出てきたシラカバの樹液、 待望のそれ! セルフタイマーでツーショット 枝をこうしてまとめる 里山には欠かせない作業 |
シラカバの樹液出る 4月4日(土) 晴れ 8℃程度か 10時過ぎから小屋周りの片付け。除伐してあるものを薪にする。手伝いの方が一緒で、思いのほか片付けのテンポが早い。 初めて訪問する方なので、着くなりフットパスを案内。落ち枝などを片付けながらだ。先週、予め自分でしたのだが、やはり刻々と再生、つまり枝は際限なく落ちてくるということのようだ。アイヌの人は山に行って、これらを拾うだけで、燃料の為に木を切ることはなかった、という話は重い意味を持っている。 シラカバの樹液が2リットルに達した。先週は300cc程度だったから3月末から一気に出だしたということになる。手伝いのMさんと、水代わりにこのシラカバ樹液を飲んだ。 |
外宮にて 外宮の正宮 内宮にて 大木に手を触れて歩く 月夜見宮 クランクを曲が ると突然静寂の空間に 樹木は明らかに霊性を帯 びているように感じる 数百年も生きるのは樹木だけ |
京都から伊勢へ 3月26日(木)〜29日(日)曇り&寒し 3月は公私とも予定が混んでとても充実した。というか精神的にややタイトな年度末になった。そのとどめは27日の森林学会だった。が、わたしは研究者ではないので、と割り切っていたのでプレッシャーは特にもたなかった。調査ものというより長いタームで試みてきた森づくりの方法と、それを情緒的に表現した方が都合が良いようだ、という試論を淡々と述べた。 今回は、学会を終えたら、神社参りをしようと思っていた。費やす時間から言えば、学会は表向きの短時間の用務で、別のもうひとつのねらいは伊勢の神社めぐりと言ってもいいかもしれない。伊勢再訪は願っていたことだった。57歳、人生の再チャレンジのような年齢になっていて、過去の縛りをはらい浄化して、新しい展開に胸を膨らませていこうという記念の旅だ。 旅の道連れにした本は、インドのヨガの最高指導者になったヨグタマ相川圭子師の『心を空っぽにすれば夢が叶う』。わたしのこころがヨガの名著を求めていた時期で、この本が旅を2倍意味深いものにした。そこにこうある。 「大切なのは、体を支配しているのが心だと知ることであり、体の症状や癖は心によって強められるということです。従って、わたしたちは心を浄め、カルマを浄め、さらにそれを超えることが肝心なのです。そういった気づきをもつことによって、わたしたちは体と心を生かしめている神につながると共に、肉体と心を正しく使って行くことができるのです。」 心身を浄めたいと願ってやってきたわたしに、言葉のほとんどの部分がすとんとこころに落ちる。多く割かれた冥想のくだりもとても良い気持ちで読んだ。いずれ師について学びたいと切に願う。浄めのまちに来てこのくだりに出会う幸運さを感じた。さらにこうある。 「身体が社で、その中に魂である神、つまりご神体がいると考えてください。あなた自身が神の子ですから、心身を磨いて行くことによって、その神聖なものを現実に表していくのです。そして、純粋で神聖な人になって行くのです。 あなたの社、あなたのテンプル(寺院)である身体を浄めて整えていきます。そして、その中にある心も浄めて、曇りがないようにするのです。すると、あなたの内側から、ダイヤモンドの輝きが浮かびあがってくるでしょう。 わたしたちの身体は、神様からいただいた素晴らしい道具です。その道具を磨いて、より幸せになると同時に、あなたの周りの人も幸福にしていただきたい…」 最後のパラグラフでぐっと重みを感じる。伊勢では、この身体とこころで、外宮から内宮を廻った。スギやクスノキなどの大木の樹林地が織り成すイヤシロチ的空間。その中を例え土ぼこりがあがる人ごみとはいえ、黙して歩んで行くのは、心身が洗われる。看板や人ごみや不釣合いな色は見ないようにかいくぐりながら、二つの浄めの神社めぐりを終えた。 それは天照大神の弟に当たる神を祭っていて、なんと住宅地の真ん中にある。面積は丁度1丁四角ほど。鳥居に入ってびっくりした。静謐と霊力のようなもの。視野には質素だが威厳のあるお社、スギとクスノキ(直径は3mほどか)の大木、結界をはった意味ありげな四阿(あづまや)、そして境内と林の境界には結界が張ってある。その緊張感もある。クスノキに掌をかざしたりしてしばらく佇んでいるうちに呼吸が随分深くなっていた。 |
さあこれから 仕事ははかどる 遠くに樽前山 |
10時からU病院の山仕事へ。風は強いが快晴。樽前山もくっきり見える快適日。それに、ウトナイ湖に近いここはマガンたちやハクチョウがしょっちゅう頭上を通過する。今日はMさんとT先生が手伝いに参加してくれる。ほぼ予定通りの時刻に始めていると、Mさん、続いてT先生が林に入ってきた。二人には前回にわたしが切り整頓した枯れ木や丸太、そして枝を適当に集めてもらう。わたしは新たな除伐を進める。 30分ほどして、一服。お茶の代わりに先週のカエデの樹液を進呈、これで喉を潤した。仕事は進む。切り整頓した後からどんどん片付いて行く快感。好きなヤマグワの木が見つかり、抜き切りした一本の枝からパワークラフト用のスティックを3つとった。ひとつはT先生に。昼前に、寝返りしているナラの大木と倒れるのを支えている一本を伐倒し、手を合わせた。T先生は小さな声で長い間ご苦労さん、とつぶやいた。新芽が勢いよく出て再生してくれると思う。 |
こんなに明るい林になった 雪の下でネズミがハリギリの皮を 満タンになっていた樹液 名残の薪の暖 マガンたち |
窓ガラスを拭く 3月20日 (金) くもり 5℃ 彼岸という言葉が、歳のせいか、多少身近に感じられるようになって、今年は特に春の彼岸をマークしているみたいな感じが濃い。これはちょっと珍しい面持ち。昨日からママチャリで通勤を始めた。1ヶ月前からの願望としては、今日は日本海の島牧か熊石に海のアメマスを釣りにいきたかった。丁度、サケの稚魚が海に降りて海岸沿いに移動し、それをアメマスが捕食するのである。海がボイルするその状態を見るだけで興奮し、それをまた思い出すだけで季節の感慨が湧く。季節の節目としてこんなにしっくり来るものもない。しかし今年は、思い出すだけにしよう。 その代わり、夕方、タップリ時間をとってマガン・ヒシクイの大編隊を見ることにしよう。鵡川・厚真で田んぼの落穂をついばんだ彼ら数万羽が編隊を組んでウトナイ湖、あるいは弁天沼に戻るのだ。季節の風景というにはあまりにもドラマチックなパノラマではある。 小屋までの道は、ぬかるみはひどくない。雪が残っているが、あと1週間で完全に消える。小屋ではいつもどおり薪に火をつけたが室温はプラスの8度もあった。一時間で16℃になった。家からぬらしたタオルを持ってきたので、窓ガラスを拭いた。虫たちの糞、外は黄砂や取りの羽など。こうして汚れを落としておくと、春の訪れがよりリアルに見えるはず。 今日の大きな仕事は、樹液採取のためにうがった穴を枝を削って埋め戻すこと。これをしておけば樹木のダメージはほとんど回避できることが去年の経験でわかったから。白樺は全く今日も樹液が出ていない。一本のイタヤは吸い上げが活発で、ペットボトルからあふれていたので、新しいボトルに交換した。 人は心になにかわだかまりがあると、少し恐い夢を見たりする。今週は、ある行程の最後に急な階段を下りねばならず足がすくんでいる夢を見た。目が覚めてから、わたしが直感したのは、この穴の処理のこと。先週、あわただしく現場を去ったときに一連の配慮がおろそかになっていたのだ。わたしはその夜、既にそれを後悔していた。「週末は手入れするから5日間だけ我慢してもらおう」。そう思いなおして忘れることにしていたのだ。それが、済んだ。今日でがけには、自宅の物置の掃除をした。こうやって、春を迎える心積もりは順々と進んで行く。 夕方5時過ぎ、植苗から柏原と移動しながら、マガンヒシクイの編隊を探すが、見つからない。五時半過ぎ、ウトナイ湖に顔を出して見ても戻る編隊がほとんどみえない。気温零度の湖面に吹く北西の風はものすごく寒い。6時過ぎからようやく編隊がおり始めた。しかし、苫東でかつて味わった感動には及ばなかった。それでも、冷たい風に鼻水を流しながら1時間、湖に戻ってくるマガン・ヒシクイをみじろぎもしないで見ていた。 |
メープルシロップ各種、準備する 場をセットする。足元は冷たい 焼きリンゴをほおばる子、 欲しがる人気犬「ネネ」 研究林で凍る渡り石をこわごわ 小鳥と戯れる、とはこのことかも。 この周りにカラ類が集っている |
カエデの樹液をいただく 3月14日(土)雨のち曇り 6℃ 札幌から山仲間と家族がやってくるのに、あいにく前線が通るらしく天候は微妙にぐずついている。市内で落ち合ったYさんと小屋について、10時、いつもどおり薪ストーブを準備するとまもなく、大所帯が来た。16名。幸運なことに小雨もやんだ。往路の車中で、雨よけのタープをもってこなかったことを悔やんだが、どうやら、しのげそうだ。 半割りドラム缶で焚き火を作ってから、先週セットしたシラカバとイタヤカエデの幹を、半硬雪にぬかりながら皆で見て歩く。シラカバはやはり水を上げておらず、イタヤカエデはほぼ満杯になっているのが2本あった。これを紙コップに注いで、みんなで喉を潤した。Sさんは余ったイタヤの樹液を留守の奥さん用に小さな瓶に詰めた。 昨年作ったサトウカエデ、イタヤカエデと、市販のカナダものを試しになめてもらう。断然、サトウカエデがうまいという。市販の15年経つシロップは、瓶の底に白い塊があったが、それはメープルバターと呼ぶのだと先輩が教えてくれた。メープル・フォンヂュというのもあって、角切りしたフルーツを串に刺しメープルシロップをくぐらして頂くらしい。 青池シェフのブタ汁で昼食をとり、次のホットケーキにはさっきなめた残りのシロップをかけて食べたが、これはなかなかいける。 昼過ぎ、北大研究林に向かう。9台の車が迷子を出さないで目的地に着くのは難しいが、なんなく無事到着した。初めての人ばかりだったので、沿革などを時々説明しながら一帯を一周。行程の最後でカラ類の手のせをする。さらに坂の上の神社をお参り。小鳥たちに囲まれたまま、現場を去りがたい人もでる。車でやや戻って池のマガモとも遊ぶ。青米1リットルが消えた。一行17人と春の再会を期して散会。 |
落ち枝が一杯の林道 除雪が入っているので助かった タップをつけてみる すぐ樹液が滴る |
気分ウキウキ、カエデの樹液あがる 3月7日 はれ時々雪 5℃ 長老と孫娘○チャンの3人で、早春の雑木林を楽しむ。林道は、前日までの暴風で落ち枝だらけで、これは枝拾いがたいへんだ。雪は深く、まだ50cmもあろうか。しかしカエデの樹液はもう滴るように落ちる。陽射しももう春の心がウキウキするそれだ。 長老らと11時半に小屋で分かれてから、わたしはストーブの前で小泉八雲全集を読む。おにぎり2個とカップラーメンの昼食。そしておもむろにスキーをはいて雑木林へ。シカの足跡がないのはどうしたことか。きっと雪のない弁天の方へ移動したのだろう。 ベランダにたつと、どうも気分が高揚する。こういうときはリコーダー。アルトを小屋の棚から取り出してベランダで「うるわし五月」「たたえよ春を」など、ドイツ学生歌など数曲。よく林に響く。 |
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